九州電力の瓜生道明社長は31日の会見で、玄海原子力発電所3、4号機の再稼働について、「大詰めを迎えており、川内原子力発電所の際と同様、緊張感を持ち、全社一丸となり安全最優先で対応していきたい」と強調した。メーカーの不適切行為に関しては「神戸製鋼所については川内1、2号機、玄海3号機の自主的な調査が完了。三菱マテリアルについては全ての調査が完了し、いずれも問題ないことを確認した。調査継続中の玄海4号機は完了次第、公表する」と説明した。
新設する都市開発担当部については、「2021年度には経常利益の約3割を電気事業以外で稼ぐことを目指しており、海外、再生可能エネルギーなどと同様に、都市開発を成長事業としたい」と述べた。(3面に決算)
(電気新聞2018年2月1日付1面)