エネコミ

2017年1月配信

2016年 12月19日
九州電力/川内原子力2号機が定検入り、特別点検も実施

 九州電力は16日、川内原子力発電所2号機(PWR、89万キロワット)の定期検査を開始した。15日午後6時12分に出力降下を開始。16日午前1時に解列し、定検入りした。原子炉停止は16日午前5時8分だった。定検では原子炉本体や冷却系統設備など123項目の検査を行う。また、鹿児島県の三反園訓知事の要請を踏まえた自主的な特別点検も実施する。計画では、2017年2月下旬に原子炉を起動し、2月27日に並列。営業運転再開は3月24日の予定。特別点検については、1、2号機の共用部分の点検は既に完了しているため、8項目を点検する。

(電気新聞2016年12月19日付2面)