エネコミ

2017年7月配信

2017年 7月18日
川内原子力に地震影響なし/九州電力が総点検

 九州電力は14日、11日に鹿児島湾で発生した最大震度5強の地震による川内原子力発電所への影響はなかったと発表した。地震発生後、九州電力は総点検パトロールや安全上重要な設備の作動試験を行い、運転中の川内1、2号機に異常がないことを確認した。
 鹿児島湾を震源とする最大震度5強の地震は、11日午前11時56分頃に発生。川内1、2号機が立地する薩摩川内市では震度3を観測した。九州電力は11日、川内1、2号機で異常の有無を確認するため、総点検パトロールを実施。制御棒などの安全上重要な設備の作動試験を12日から14日まで行い、正常に動作することを確認した。

(電気新聞2017年7月18日付2面)