エネコミ

2017年9月配信

2017年 9月25日
科学的特性マップについて一般向け意見交換会/11月までにまず9ヵ所

 原子力発電環境整備機構(NUMO、近藤駿介理事長)は21日、高レベル放射性廃棄物の地層処分に適性のある地域を日本地図上に示した「科学的特性マップ」について、全国の県庁所在地で実施する一般向け意見交換会のスケジュールを公表した。10月上旬の東京会場を手始めに、11月上旬まで計9会場で開く。その後の日程などは決まり次第、公表される予定。
 初回の東京会場は10月17日、東京都千代田区のTKPガーデンシティPREMIUM神保町で、午後1時半から開催。その後、栃木、群馬、静岡など計9会場を回る。詳細はNUMOのホームページで確認できる。
 意見交換会は、経済産業省・資源エネルギー庁との共催。一般向けにマップの位置付けや提示の趣旨などをエネ庁とNUMOが説明した上で、参加者から意見を募る。福島を除く全国の県庁所在地を年度内に回り終える計画だ。

(電気新聞2017年9月25日付1面)