エネコミ

2017年10月配信

2017年 10月18日
九州電力が福岡市科学館に出展/電気の道のりを紹介

◆地元企業の技術体感

 1日オープンした福岡市科学館(福岡市)に、九州電力は地元企業の技術などを紹介する連携スクエアに出展している。電気が生まれてから届くまでをイラストや映像で紹介している。ブースの至る所に子どもの好奇心を刺激する仕掛けが施されているのが特長だ。見たり触ったりして、楽しみながら各発電方法のメリットとデメリットなどを学ぶことができる。
 ブースには子どもの目線の高さにのぞき穴を数カ所設置。中をのぞくと火力や原子力といった発電所の内部を紹介する1分程度の映像が流れてくる。
 発電体験コーナーでは、テレビやノートパソコンを動かすために手回し発電機をどれくらい回さなければいけないかを体感することができる。
 西部ガスも連携スクエアに出展し、ガスをつくる、運ぶ、使うという一連の流れをプロジェクションマッピングで紹介。天然ガスの性質などについても解説している。
 連携スクエアは「意外性」「未来性」「企業への興味」をコンセプトに地元企業5社が出展している。

(電気新聞2017年10月18日付5面)