エネコミ

2017年12月配信

2017年 12月21日
九州電力/玄海3、4号機特重施設の設置変更許可を申請

 九州電力は20日、玄海原子力発電所3、4号機の特定重大事故等対処施設(特重施設)の設置について、原子力規制委員会に原子炉設置変更許可申請を行ったと発表した。特重施設はテロ行為や意図的な航空機衝突などに備えるため、新規制基準で配備が義務化された。原子炉本体などの工事計画認可(工認)取得から5年後が設置期限となっている。
 玄海3号機は2022年8月24日、玄海4号機は22年9月13日までに特重施設を完成させる必要がある。また、九州電力は安全協定に基づき、事前了解願いを佐賀県や玄海町に提出した。

(電気新聞2017年12月21日付1面)