九州電力は7日、川内原子力発電所の緊急時対策棟について、2号機の工事計画認可(工認)申請書を原子力規制委員会に提出したと発表した。緊急時対策棟は1、2号機共用設備で、1号機については昨年12月25日に提出済み。九州電力は、緊急時対策棟を設置後、現在運用中の代替緊急時対策所から機能を移行する方針。代替緊急時対策所については緊急時対策棟と接続し、休憩所として2つの建屋を一体的に運用する。
工認申請は「緊急時対策棟の設置」と「代替緊急時対策所との接続」の2回に分けて実施。今回は「緊急時対策棟の設置」について申請を行った。
(電気新聞2018年2月8日付2面)