わたし |
水力発電も、再生可能エネルギーの仲間なの? |
じぃじ |
そうだよ。ずっと使い続けることができるエネルギーのことを再生可能エネルギーと言うよ。ちなみに、水力発電の歴史は古くて、日本で始まったのは明治時代なんだ。 |
わたし |
へぇ、新しいものばかりじゃないんだね。他には何があるの? |
じぃじ |
最近増えてきたのは風力発電かな。今は、海の上の「洋上風力発電」も注目されているよ。 |
わたし |
水、風ときたら、次は太陽かな?ソーラーパネルは最近いろんなところで見かけるね。 |
じぃじ |
そう、太陽光発電だね。でも太陽は光だけじゃなく熱も利用できるんだ。太陽の熱で水や空気などを温めて、お湯や暖房に使ったりするよ。太陽の光を鏡で集めて、その熱でお湯を沸かして、そこから出る蒸気のカで発電機を回して火力発電所のように発電する「太陽熱発電」というのもあるよ。海外では数十万キロワットもの規模の大きな発電所もあるんだ。 |
わたし |
お日様のカってすごいんだね! |
じぃじ |
逆に、冷たい熱エネルギーというのもあるんだよ。 |
わたし |
冷たい熱って、どういうこと? |
じぃじ |
例えば「雪氷熱(せつひょうねつ)といって、冬の問に降った雪や、冷たい外気を使って凍らせた氷などをとっておいて使うものがあるよ。北海道では、倉庫に雪を貯めてその冷熱でお米を新鮮なまま貯蔵してたりするよ。 |
わたし |
再生可能エネルギーって、いろんな種類があるんだね。 |
じぃじ |
あと、バイオマスって聞いたことあるかな? |
わたし |
聞いたことないな~ |
じぃじ |
動物や植物などの生物からできる資源(化石資源を除く)のことだよ。 |
わたし |
どういうものがあるの? |
じぃじ |
使われなかった間伐材や家畜のふんなどを直接燃やしたり、それらを熱処理や、発酵させるなどしてガスを作って燃やしたりなど、いろんな種類があるよ。捨てようとしたものを使ってエネルギーを作るから、資源の有効活用になるね。 |