SPECIAL GALLERY
DX推進部門
- 九州電力
- 事務系
- 技術系
九電グループは、DXの本質を「企業変革」と捉え、
デジタル技術やデータを
活用した
自社サービス、ビジネスモデル、
業務プロセスの抜本的改革を図っています。
DX 推進本部では、情報・通信をはじめとした
様々な部門の社員が、
社内のI Tシステムを統括する情報通信本部および
各事業部門・グループ会社と連携し、
デジタル技術を活用した新規事業創出や
業務改革に取り組むことで、
九電グループの企業価値向上や
持続可能な成長につなげていきます。
DX推進部門を構成する3つのグループ

DX戦略グループ
業務内容

- ・九州電力グループにおけるDX推進に向けた戦略策定
- ・DXに関する教育やDX専門人材の育成、確保
- ・全社の機運醸成に向けた情報発信
- ・業務主管部門や支店の業務変革サポート など

デジタルエンジニアグループ
業務内容

- ・データ活用の実践や支援、システム基盤の整備支援
- ・データサイエンス手法を活用した高度なデータ分析
- ・新たなデジタル技術の調査や研究及び試験運用などの活動 など

イノベーショングループ
業務内容

- ・協業先の探索、スタートアップ等との事業化検討
- ・社外との連携による概念検証・共同開発の実施
- ・オープンイノベーションプログラムの企画運営
- ・ベンチャーキャピタルとの交流及び投資検討 など
- 主な取組
- 1
デジタル技術を
活用した
業務改革
生成AIの活用推進
企業における生成AIの活用が進んでおり、九電グループにおいても、労働生産性の向上等を目的として、生成AIの活用を積極的に進めています。
活用にあたっては、基本的な使い方や注意事項を記載した活用ガイドラインを策定するとともに、有効な活用方法などを解説する社内研修や情報発信を実施し、社員の活用スキルの向上を図っています。
また、AI活用のリスクや責任を十分に認識した上で社会的責任を果たしていくことを主眼として、九電グループのAIに対する基本的な姿勢や理念を明確化した「九電グループAI基本方針」を策定。本方針のもと、労働生産性の向上とイノベーションによるお客さまへの新たな価値提供を目指して、AIを最大限活用していきます。
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社内研修の様子
- 主な取組
- 2
データ活用推進
組織内及び横断的なデータ活用
データドリブンな企業活動の実現に向けて、生産性向上やビジネス改革を進める「組織内及び横断的なデータ活用」の定着に取組んでいます。
まずはデータ活用の普及・促進に重点的に取り組むため、セルフBI(可視化や簡易分析)、高度分析(予測や最適化)を推進するとともに、従業員一人ひとりが組織内及び横断的なデータ活用ができるようにその体制を強化していきます。

LNG取引・配船業務の最適化
火力発電の主燃料の一つであるLNGの取引・配船計画は、従来、作業者の知識や経験に頼り、試行錯誤を繰り返しながら立案していました。
そこへ「数理最適化」の手法を導入することで、様々な制約条件や市場情報を考慮した最も経済的な計画を策定できるようになり、収益改善と業務効率化に貢献しています。

- 主な取組
- 3
新規イノベーション
創出
オープンイノベーションの推進
デジタル技術を活用した新規事業創出や既存事業のアップデートによる収益拡大に向けて、全社横断で社外(スタートアップ等)との協業・共創に取り組んでいます。
社外との接点機会を創出するため、各種共創イベントへの参画やオープンイノベーションプログラムを自社開催。
また、異業種企業と共に共創型コンソーシアム「シンケツゴー!フクオカ」を設立し、福岡・九州で継続的にイノベーションが創出されるスタートアップエコシステムの構築にも貢献していきます。


CIC Fukuokaの活用
国内外のイノベーションに関する動向把握やリアルの接点づくり等を目的として、2025年に開業したCIC Fukuoka(※)へ入居。社内のイノベーション関係箇所およびグループ会社とも連携して、九電グループ全体のイノベーションを加速していくことを目指しています。
(※)CIC(Cambridge Innovation Center):
1999年に米国ケンブリッジにて設立された世界最高水準のイノベーション施設
世界13都市に拠点があり、福岡は日本で東京に次ぐ2拠点目
