配電部門

  • 九州電力送配電
  • 技術系

九州のすべてのお客さまに、
良質かつ低廉な電気を
365日24時間絶えることなく
お届けし続けることをミッションに
電柱・電線・スマートメーターなど
お客さまに最も身近な配電設備の
建設・保守管理・運用を行うのが配電部門です。

主な取組
1

設備建設

お客さまからの申込や要望に応じて、現場調査やお客さまとの打合せを行います。調査結果をもとに、設備設計を行い、工事を発注します。
設計の効率化のため、自動設計システム(配電工事総合オンラインシステム)を開発、導入しています。

  • 設備建設
  • 設備建設

最新トピック

仮柱工法導入による効率化

高経年対策に伴い増加する電柱建替工事に対応するため、元位置での建替工事の効率化を目的として、仮柱工法車を導入しています。

  • 仮柱工法車(全景)仮柱工法車(全景)
  • 仮柱工法車の作業光景仮柱工法車の作業光景
主な取組
2

系統運用

配電線自動制御システム※を使用した高圧停電事故の対応や、無停電で配電線の工事を行うための配電系統の切替手順の作成・実行操作に加え、配電系統への再生可能エネルギーの連系審査を行っています。

※配電系統の状態をシステムで常時監視しており、高圧停電事故発生時はシステムによる自動処理(開閉器の自動遠隔制御)で停電範囲の極小化や停電時間の短縮を実現しています。

システムを使用した配電系統の切替 開閉器 高圧線の入り切り用スイッチ故障や工事の際に停電を最小限に抑えるため、線路の適切な場所に設置 遠制子局 自動開閉器の「入/切」操作を遠隔制御で行うことが可能システムを使用した配電系統の切替 開閉器 高圧線の入り切り用スイッチ故障や工事の際に停電を最小限に抑えるため、線路の適切な場所に設置 遠制子局 自動開閉器の「入/切」操作を遠隔制御で行うことが可能

最新トピック

光ネットワークを活用した
電圧監視・制御

配電線自動制御システムの通信を光回線化することで、高速・大容量通信を実現し、電圧のリアルタイム監視や電圧調整機器(SVRなど)の集中制御を可能としています。また、AIによる機械学習やGPS同期機能といった最新技術を活用し、停電発生時の波形から原因や場所を推定する機能など、停電量の削減や早期復旧に貢献する新たな機能の開発にも取り組んでいます。

主な取組
3

設備保全

低圧停電の復旧や配電設備の点検等を行います。
また、高圧線を直接触らずに作業ができる間接活線工具を開発し、安全に作業できる無停電工法を導入しています。

設備保全設備保全

最新トピック

画像診断技術(AI)等を活用した
設備保全業務の効率化

巡視業務の“省⼒化”及び“精度向上”を⽬的として、画像診断技術(AI)やモービルマッピングシステム等を活⽤した配電設備保全の⾼度化に向けた研究を実施しています。

画像診断技術(AI)等を活用した設備保全業務の効率化
主な取組
4

非常災害対応

自然災害(台風など)に伴う停電の復旧に向けて、復旧計画の策定、復旧指示及び現地復旧指揮を行います。
停電箇所の全容把握・現場状況の早期把握および効果的な復旧体制構築を目的とした非常災害対応システムを開発・導入しています。

非常災害対応非常災害対応

最新トピック

災害時の自治体・
自衛隊等との連携

災害時連携計画に基づき、他の一般送配電事業者や⾃治体・⾃衛隊等の関係機関と復旧訓練を⾏い、災害時の迅速な復旧対応を実現しています。

  • 海上保安本部巡視船への資機材搭載訓練海上保安本部巡視船への資機材搭載訓練
  • 非常災害対応時の⾃衛隊との連携非常災害対応時の⾃衛隊との連携
新たな
価値創造
 

技術力を活かした
事業領域拡大

当社は、国内で培った高い技術力や豊富な経験を活用し、ビジネス領域の拡大と新たな収益源の獲得に積極的に取組んでいます。

  • 事業領域拡大を加速する社長直轄部署「事業開発室」とは?
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