事業開発室

  • 九州電力送配電
  • 事務系
  • 技術系

新規事業創出のスピードを加速させるために
2024年7月に発足。
当社の技術力や資産を活かして
海外送配電事業や国内新規事業に、
より積極的に挑戦し、
新たな価値を創造して「お客さまの豊かさ」や
「社会課題の解決」に貢献していきます。

新たな事業・サービスの
創出に向けた取り組み

当社が保有する
資産や強みを活かしながら、
様々な業種との連携を図り、
未知の領域へ挑戦

  • 海外送配電事業
  • 国内新規事業
主な取組
1

海外事業

アブダビ海底直流送電事業

アラブ首長国連邦は我が国にとって、石油資源の重要な調達先国です。
九州電力送配電及びキューデン・インターナショナルは、韓国電力、フランス電力と共同で、アラブ首長国連邦の海底直流送電事業に参画。アブダビ国営石油会社が開発する沖合2箇所の石油・ガス生産基地向けに、本土で開発が進むクリーンエネルギーを送電します。
また、本事業を通じて、アラブ首長国連邦で開発が進むクリーンで高効率の電力を利用することで、石油・ガス生産基地における大幅なCO₂排出量削減に貢献することが見込まれており、九州電力送配電は、技術的な面(設備仕様検討、工事進捗管理、運用等)から、本事業に貢献しています。

  • アブダビ海底直流送電事業
  • アラブ首長国連邦 ミルファでのケーブル埋設作業の様子アラブ首長国連邦 ミルファでの
    ケーブル埋設作業の様子

英国 海底送電事業

本事業は洋上風力発電所の海底送電設備の所有権を取得し、運用・保守を行うもので、当社は英国インフラ投資ファンドと共同で参画しており、英国で開発が進む洋上風力発電設備の導入拡大並びに温室効果ガスの排出量抑制に貢献しています。現在「Seagreen Phase 1海底送電事業」(2025年3月事業開始)、及び「Dogger Bank A海底送電事業」(今後事業開始予定)に取組んでいます。

Seagreen Phase1洋上変電所Seagreen Phase1洋上変電所

ケニア
送電系統技術能力向上プロジェクト

電力需要が増加するケニア共和国において、2021年から約3年間の技術支援プロジェクトを実施しました。再エネ導入比率の高い九州での知見を生かし、ケニアの系統運用、系統保護、系統計画能力の向上を目的とした技術支援を行いました。

ケニアでのプロジェクト会議の様子ケニアでのプロジェクト会議の様子
主な取組
2

国内新規事業

新規事業創出プロジェクト

全社から熱意のあるメンバーが集結し、新規事業の創出に挑戦しています。
部門を超えた多様な人材や外部の知見を組み合せることにより、個々のスキルを高めつつ、組織全体の変革を促進していきます。

新規事業創出プロジェクト新規事業創出プロジェクト

「空のインフラ」で社会を支える

ドローンによる設備点検の高度化や新たな事業の創出を目的とした「グリッドスカイウェイ有限責任事業組合」に参画。電力設備の上空等を中心とした全国共通の「ドローン航路プラットフォーム」を構築し、インフラの維持管理や災害対策(レジリエンス強化)等におけるドローンの利活用を推進しています。当社は、グリッドスカイウェイを通じて、新たな社会インフラの構築に挑戦していきます。

全国共通仕様のドローン航路の整備イメージ

電力データで守る、日常のセキュリティ

サイバーセキュリティのベンチャー企業である株式会社カウリスや関西電力送配電株式会社と連携し、当社が保有する電力設備情報や計測データを活用した、銀行等の不正口座開設防止や継続的な口座確認を行うサービスの事業化に向けた検討を進めています。