この世界は美しい、そう感じることからきっとサステナブルは始まっていくと思うから。この世界は美しい、そう感じることからきっとサステナブルは始まっていくと思うから。
誰かのために、はたらきたくて。今日を支える仕事も、明日へのたくさんの挑戦も。

標高1,200メートル、九州本土の湿原で最も高地に存在し、 平治岳、三俣山などの山々に囲まれた坊ガツル湿原。 ノハナショウブやサワギキョウなどの 植物が生息する美しい風景が広がっている。 そして、それを生み出していたのは 放牧とそのための野焼きという人の営みだった。 しかし、1960年代後半から 畜産農家が減少し、野焼きは行われなくなり 手つかずとなった湿原は森林化が進み荒れた原野と化していた。 そこで美しい風景を取り戻そうと立ち上がったのが私たちだった。 途絶えていた野焼きを再開したのが2000年。 そして、今、ここには湿原の美しい風景が蘇っている。 人が生き、人が暮らし、人が想う、 それがこの世界を形づくっていく、 だからこそ、この世界は美しいと感じることから きっとほんとのサステナブルは生まれていくはず。 サステナブルという言葉がうたわれていなかった時代から 私たちはこの世界は美しい、ということを大事にしてきた。 これからも、それを大事にしていく。

標高1,200メートル、 九州本土の湿原で最も高地に存在し、 平治岳、三俣山などの山々に囲まれた 坊ガツル湿原。 ノハナショウブやサワギキョウなどの 植物が生息する 美しい風景が広がっている。 そして、それを生み出していたのは 放牧とそのための 野焼きという人の営みだった。 しかし、昭和40年代なかばから 畜産農家が減少し、 野焼きは行われなくなり 手つかずとなった湿原は 森林化が進み荒れた原野と化していた。 そこで美しい風景を取り戻そうと 立ち上がったのが私たちだった。 途絶えていた野焼きを 再開したのが平成12年。 そして、今、ここには 湿原の美しい風景が蘇っている。 人が生き、人が暮らし、人が想う、 それがこの世界を形づくっていく、 だからこそ、 この世界は美しいと感じることから きっとほんとのサステナブルは 生まれていくはず。 サステナブルという言葉が うたわれていなかった時代から 私たちはこの世界は美しい、 ということを大事にしてきた。 これからも、それを大事にしていく。

もう一度美しい風景へ
それが九州電力の
想いだった

九州電力は環境省、地元自治体および地元団体と協力し、かつての美しい「坊ガツル湿原」を再生することを目的に1999年、「坊ガツル野焼き実行委員会」を発足し、2000年には32年ぶりに野焼きを実施。
2005年には「くじゅう坊ガツル湿原・タデ原湿原」としてラムサール条約に重要な湿地のひとつとして登録。
現在は野焼きのみならず、希少植物保護活動も実施し湿原の環境保全活動に取り組んでいます。

坊ガツルの四季

  • 春春
  • 野焼き(本焼き)

    野焼き(本焼き)

  • 野焼きから1ヵ月

    野焼きから1ヵ月

    野焼き直後の漆黒の絨毯

  • ハルリンドウ
    3月〜5月

    ハルリンドウ

    高さ5cmほどの小さな春の花。日が当たると咲き、夕方には閉じる性質を持つ。

  • ミヤマキリシマ
    3月〜6月

    ミヤマキリシマ

    ツツジ科の花。一画をピンク色に染める。くじゅう連山の中の大群落は国の天然記念物にも指定されている。

  • 夏夏
  • ノハナショウブ
    6月〜7月

    ノハナショウブ

    湿地の梅雨時期に咲く、あでやかな花。花粉は雨で流されないように花びらと花びらの間にある。

  • ノアザミ
    5月〜8月

    ノアザミ

    草原に春から夏にかけて群生をつくる、鮮やかなアザミ。

  • 夏の坊ガツル湿原

    夏の坊ガツル湿原

  • ハンカイソウ
    6月〜8月

    ハンカイソウ

    太陽に向かって大きな花を開く湿原の花。

  • 秋秋
  • 紅葉と坊ガツル湿原

    紅葉と坊ガツル湿原

  • 冬冬
  • 冬の坊ガツル湿原

    冬の坊ガツル湿原

出展:https://www.kyuden.co.jp/environment_bougaturu_index.html