瞬時電圧低下とは?
瞬時電圧低下の影響
瞬時電圧低下の対策
瞬時電圧低下とは?
送電線に落雷を受けたとき、停電範囲の拡大を防ぐためにその送電線を電力系統から瞬時に切り離します。この切り離すまでのごく短い時間(大半が0.05~0.2秒。最長で2秒程度)に瞬時的な電圧低下が発生します。この現象を、瞬時電圧低下(瞬低)といいます。
落雷を受ける送電線が高電圧系統になるほど影響は広範囲となり、例えば鹿児島の落雷が福岡まで影響を及ぼすことがあります。この影響を極力小さくする対策はいくつかありますが、現在の技術では、自然現象である落雷の影響を完全に防止することは不可能と言えます。