一般送配電事業者における中立性・信頼性確保のための対応に係る報告について

　今般、当社が管理するシステムにおいて、機器端末やID・パスワードの管理不備等の不適切な取り扱いを起因として、厳正に管理すべきお客さま情報が漏えいする事案が発生しました。
　これを受け、当社は、これらの事案に係る事実関係及び再発防止策等について、これまでに、電力・ガス取引監視等委員会、個人情報保護委員会並びに経済産業省へ報告しております。

（2023年１月27日、２月３日、２月８日、２月17日①、２月17日②、２月21日、３月15日お知らせ済）

　また、2023年２月10日付で経済産業省から各一般送配電事業者に対して、事業の中立性・信頼性確保のため、所要の措置をとるよう緊急指示が出されております。

　当社はこれらの事案の発生以降、中立性の前提となるシステム面の対策や、法令（行為規制）遵守の確実化のための体制・仕組みの整備等の検討を進めているところであり、本日、現在の進捗状況について、経済産業省へ報告しましたので、お知らせいたします。

　今回の一連の事案は、小売電気事業者間の公正な競争を揺るがしかねない、一般送配電事業者としての社会的信頼を大きく損なう事態と重く受け止めており、改めて深くお詫び申し上げます。

　当社は、引き続き、自主的な調査・点検を進め、二度とこのような事態を引き起こすことがないよう、社長を委員長とするコンプライアンス委員会（全役員、社外弁護士等で構成）のもと、全社員が一丸となって再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります。

以上