50万ボルト日向幹線の運用を開始しました
2022年6月9日
九州電力送配電株式会社
九州電力送配電株式会社
50万ボルト日向幹線の運用を開始しました
当社が2014年から建設を進めてまいりました50万ボルト日向幹線は、本日、設備を使用するために必要な検査に合格し、運用を開始しましたので、お知らせいたします。
送電線の更新工事を実施する場合、1回線ずつ長期に及ぶ線路停止が必要ですが、これまで当社の50万ボルト系統は、九州北部と南部を結ぶ送電線が1ルート(2回線)で構成されており、万が一系統事故が発生した場合は、広範囲な供給支障に至る可能性がありました。そのため、この対策として50万ボルト日向幹線を新たに建設しました。
これにより、九州南北の50万ボルト系統がループ化され、高い供給信頼度を確保しながら、九州域内送電設備の更新工事を実施できるようになりました。
当社は、安定した質の高い電気をお客さまにお届けし、安心してお使いいただくため、今後も適切な設備の建設維持管理、及び安全かつ効率的な運用に取り組んでまいります。
送電設備概要
電圧・線路名 | 50万ボルト 日向幹線 |
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回線数 | 2回線 |
区間 |
自:東九州変電所(大分県臼杵市) 至:ひむか変電所(宮崎県児湯郡木城町) |
通過地 |
大分県:臼杵市、佐伯市 宮崎県:延岡市、美郷町、門川町、日向市、西都市、木城町 |
こう長・支持物 | 124km 鉄塔291基 |
変電設備概要
開閉設備 | 東九州変電所 、 ひむか変電所 |
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電圧・回線数 | 50万ボルト 2回線 |
以上