光ネットワークを活用した配電系統の電圧監視・制御の取り組み-「電圧集中監視制御システム」の運用開始-
2024年8月8日
九州電力送配電株式会社
九州電力送配電株式会社
光ネットワークを活用した配電系統の電圧監視・制御の取り組み
-「電圧集中監視制御システム」の運用開始-
-「電圧集中監視制御システム」の運用開始-
カーボンニュートラルの実現に向け、太陽光発電などの再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車(EV)、ヒートポンプ給湯器等が今後更に普及することにより、配電線の潮流が時々刻々と大きく変化し、適正電圧維持が困難化することが想定されます。
当社は、この課題に対応するため、配電線自動制御システムの通信インフラをメタルケーブルから光ケーブルに変更し、高速・大容量通信を可能にする取組みを進めております。
この度、この高速・大容量通信を活用し、リアルタイムに配電線の電圧状況を把握するとともに、きめ細やかな電圧調整機器の制御を行うことで、適正電圧を維持する「電圧集中監視制御システム」を開発し、一部のエリアで運用を開始しましたので、お知らせします。
当社は、今後「電圧集中監視制御システム」の導入エリアを拡大するとともに、更なる機能高度化により、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
以上