(参考)電気の特性や電気をお届けするまで
電気の特性について(貯蔵できないこと)
電気は貯蔵することが困難なため、発生量と消費量が常に釣り合った状態である必要があります。
したがって、品質の良い電気を安定的にお届けするためには、時々刻々と変化する電力需要(消費量)に応じて、発電量を調整し、需要(消費量)と発電量をバランスさせる必要があります。
このバランスが崩れると、電気の品質である周波数を一定に保つことができなくなり、場合によっては停電になることがあります。
需要と発電量のバランスと周波数の関係
( 消費 生産 )
⇒周波数が60Hzで一定
( 消費 生産 )
⇒周波数が低下
( 消費 生産 )
⇒周波数が上昇
電気はどのようにして家庭まで送り届けられるのか
発電所で作られた電気は、50万ボルトや22万ボルトの送電線を通して1次変電所に集められ、そこで6万ボルトに変換されて、特高お客さまや配電用変電所に送られます。
配電用変電所では、電気をさらに22千ボルトや6千ボルトに変換し、高圧お客さまに送電するとともに、配電線を通してご家庭などに送電します。