• このリンクをシェア
  • ツイート

電気のご契約形態・供給方法


九州電力送配電から電話・訪問がありましたが、本当に九州電力送配電ですか?

九州電力送配電関係者を装った詐欺や勧誘等にご注意ください。

また、訪問や勧誘を受けて、九州電力送配電社員や九州電力送配電から委託された業者であるかどうか疑わしい場合は、

  • 電話で安易にお客さまの個人情報を教えないでください。
  • 必ず身分証明書の提示を求めてください。
  • 不審に思われたら、最寄りの当社配電事業所(コールセンター)までご連絡ください。

最寄りの配電事業所(コールセンター)は、こちらをご覧ください。

「電気代が半分になる」とのセールスがあるのですが?

「電気代が半分になる」などのキャッチフレーズで「低圧電力」をご契約のお客さまに200ボルトから100ボルトへ電圧を変換する機器(変圧器)の設置を勧誘するなどの事例があります。

この変圧器は、電気のご契約に違反となることがありますので、ご注意ください。

ご不明な点がございましたら、最寄りの当社配電事業所(コールセンター)までお気軽に相談ください。

基本料金が半額になることがあるのですか?

「電気代が半分になる」などのキャッチフレーズで「低圧電力」をご契約のお客さまに200ボルトから100ボルトへ電圧を変換する機器(変圧器)の設置を勧誘するなどの事例があります。

この変圧器は、電気のご契約に違反となることがありますので、ご注意ください。

ご不明な点がございましたら、最寄りの当社配電事業所(コールセンター)までお気軽に相談ください。

アパート・マンション等の供給方法はどのような方法がありますか?

アパート・マンション等、1建物内の2以上の需要場所に電気をお届けする場合には、建物内の個々のお客さまごとに引込線を施設するのではなく、原則として、一括して供給できる共同引込線等により電気を供給いたします。

また、技術上その他やむを得ない場合は、当社は、お客さまの土地または建物に変圧器等の供給設備を施設し、電気を供給いたします。

なお、その場合は、電気の供給に必要な設備を施設する土地または建物については、お客さまから無償で提供していただきます。

架空線により供給する場合(例)

説明図1

構内柱より供給する場合(例)

お客さま構内に電柱、変圧器等を施設させていただき、その変圧器から低圧で電気を供給する方式

説明図2

構内の変圧器室から供給する場合(例)

お客さま建物内等(保守・保安上問題ないと認められる場所)に設置した変圧器まで高圧(6kV)で引込み、その変圧器から低圧で供給する方式

説明図3

(注)変圧器室は、お客さまから無償で提供していただきます。

アパートや2世帯住宅などで、電気の契約を別々にすることはできますか?

以下のように一定の条件を満たす場合は、各世帯の電気のご契約を別々にすることができます。

例示1 2世帯住宅の場合

ご契約の方法

次のすべての条件を満たされているときは、各世帯を別々のご契約にすることができます。

  1. 各世帯が直接屋外から出入りできる出入口を有している
  2. 各世帯の間が固定的な隔壁または扉で明確に区分されている
  3. 各世帯の屋内配線設備が相互に分離して施設されている
  4. 各世帯が世帯単位の居住に必要な機能を有している

(注)出入口などを共用する場合の照明等は、単独契約ではなくいずれかの世帯のご契約に含めていただくことになります。

例示2 アパート・マンションの場合

ご契約の方法

各世帯の会計主体が異なる場合で、次のすべての条件を満たされているときは、各世帯を別々のご契約にすることができます。

  1. 各世帯の間が固定的な隔壁で明確に区分されている
  2. 各世帯の屋内配線設備が相互に分離して施設されている
  3. 各世帯が世帯単位の居住に必要な機能を有している

なお、この場合には、廊下・エレベータ等の共用設備部分は単独で1つのご契約とします。

  • (関係する電気供給約款の規定)
    • 8(需要場所)

契約電力(容量)が年間最大で決定されるのはなぜですか?

電気は生産と消費が同時に行われ、貯蔵が出来ないため、当社は年間の最大需要電力(お客さまが年間で最も多く電気を使用された時の電力)に合わせ供給設備(発電設備や送電設備など)を準備しておく必要があります。

この供給設備の費用は、お客さまの電気の使用量が少なくなる時期でも、恒常的に発生するものであり、この費用を毎月の電気料金(基本料金)でお支払いいただいています。

契約電力は、供給設備形成および基本料金算定の基準となるものであることから、年間におけるお客さまの最大使用電力を基準として決定します。

定額電灯や公衆街路灯などで、蛍光灯やLED電球に記載されている消費電力(ワット数)と適用される契約容量が違うのはなぜですか?

電気製品に流れる電流は熱や光となって消費されるもの(出力=消費電力)と消費されずに戻っていくものがあります。この消費電力と消費されない電力の合計を入力容量(VA:ボルトアンペア)といい、「入力電流(A:アンペア)×電圧(V:ボルト)」で算定いたします。

電気製品を使用する場合、消費されない電力も電線や電気製品を通っていくため、当社はこの消費されない電力分も含めて対応できる設備を用意する必要があります。
このことから契約容量は、消費されない電力分も含めた入力容量を使用することとしています。

一般的に電気製品に表示されているW(ワット)は消費電力を表していますので、この値ではなく入力電流や入力容量を確認のうえご契約させていただきます。(照明機器の仕様書などには「電力会社申請入力容量」との記載があるものもあります)

ただし、入力電流や入力容量の表示が無い場合には、出力Wを一定の率で入力容量に変換することとしています。この出力Wから入力容量を求めることを入力換算といい、電気機器の種類毎に換算率を定めています。

なお、定額電灯および公衆街路灯契約の電灯料金の単位は「W(ワット)」で表していますが、上記により確認した入力容量の1VA(ボルトアンペア)を1W(ワット)とみなして適用しています。

料金適用の例

  • 蛍光灯 消費電力20W(入力容量の記載なし)
    • 40VA(入力換算率200%を適用)
    • 「40Wまで」の料金を適用
  • LED照明 消費電力 9W(入力容量10VA)
    • 「10Wまで」の料金を適用
  • LED照明 消費電力 9W(入力容量11VA
    • 20Wまで」の料金を適用

(注)説明書等に記載された消費電力が10W以下の場合でも、入力容量が10VAを超える場合があります。

新規の契約完了後に、工場等の電気の使用計画が無くなった場合、電気料金はどうなりますか?

電気のご契約は1年を単位としており、新たに電気をご使用になる場合や契約電力を増加される場合には、その契約を1年間継続していただくことが原則となります。
一方、1年未満のご使用については、臨時電力の料金を適用することになります。
したがって、当初1年間でご契約された後、1年に満たないでご契約を廃止される場合や契約電力を減少される場合は、1年未満となる部分について臨時電力を適用して算定される料金と既にお支払いいただいた料金との差額を精算させていただくことになります。
また、当初新たに供給設備を施設するなど当社供給設備の工事を行なっている場合には、工事費についても精算していただくことがあります。

例示1 ご契約を廃止される場合

説明図1

(注)斜線部分が精算対象となります。

例示2 契約電力等を減少される場合

説明図2

(注)斜線部分が精算対象となります。

  • (関係する特定規模需要標準供給条件)
    • 7 (需給契約の成立および契約期間)
    • 44 (需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう料金の精算)
    • 45 (需給開始後の需給契約の消滅または変更にともなう工事費の精算)

従量電灯C、低圧電力の契約容量(契約電力)の決定方法にはどのようなものがありますか?

従量電灯C、低圧電力の契約容量(契約電力)につきましては、お客さまのご使用される全ての設備の容量により決定する「負荷設備契約」とお客さまの契約主開閉器(メインブレーカー)の定格電流により決定する「主開閉器契約」の2種類があり、お客さまのご希望によりいずれかをお選びいただきます。

負荷設備契約

お客さまの契約負荷設備容量により、所定の係数を乗じて決定します。(電気供給約款17、21)

算定式

契約負荷設備容量掛ける圧縮係数

(注)圧縮係数は、お客さまがすべての設備をつねに同時使用されるわけではなく(不等率)、また、個々の設備についてもつねに最大負荷がかかるわけではない(需要率)ことを考慮して、あらかじめ設定しています。

主開閉器契約

お客さまの契約主開閉器の定格電流値により決定します。(電気供給約款別表8)

算定式

(1)単相 契約主開閉器の定格電流値(アンペア)掛ける電圧(ボルト)割る1,000

(注)単相3線式の場合は200Vとします

(2)3相 契約主開閉器の定格電流値(アンペア)掛ける電圧(ボルト)掛ける1.732割る1,000

参考 一般的な適用例

負荷設備契約

設備が単体の場合、または複数の設備が同時稼動する場合等

主開閉器契約

複数の設備が同時稼動しない場合、または同時に稼動しないよう工夫してご使用される場合等(設備の稼働率が低い場合)

(注)設備の容量に比べて小さい容量の主開閉器を取付けることにより、電気の使いすぎで契約主開閉器が動作し停電する恐れがありますので、停電による影響が大きいお客さまには、負荷設備契約をおすすめします。

なお、エアコンやモーターなど電気設備の取り替えの際は、ご契約内容の見直しが必要になる場合がありますので、電気工事店を通じ当社までお申し込みいただきますようお願いします。

電気の引込線を地中引込線にすることができますか?

お客さまに電気をお届けするために必要な引込線については、原則として、架空引込線としております。

お客さまのご希望により地中引込線とする場合は、お客さまのご負担で施設していただくこととなります。

ただし、架空電線路を施設することが法令上認められない場合または技術上、経済上もしくは地域的な事情により架空引込線の施設ができない場合は、地中引込線により電気を供給する場合があります。

解決されなかったかたは、お問い合わせください