電力需給状況改善のための融通電力の受電および電力需給見通しについて
2020年9月24日
九州電力送配電株式会社
電力需給状況改善のための融通電力の受電および電力需給見通しについて
当社は本日、九州エリアの電力需給状況を改善するため、電力広域的運営推進機関に電力融通を依頼し、10時00分から17時00分の間、中部電力パワーグリッド株式会社、関西電力送配電株式会社および中国電力ネットワーク株式会社から合計で最大160万kWを受電するよう指示を受けました。
これは、天候の急激な悪化により、太陽光発電の出力が大幅に減少し、また、需要が増加したことによるものです。
現在は、調整力を最大限活用するとともに、他社からの受電により使用率97%を下回っており、安定供給に問題はありません。
電力融通の終了する17時00分以降については、太陽光の出力変動の影響を受けないため、他社からの融通を受けずに、使用率97%以下になると見込んでおります。
当社は、引き続き電力の安全・安定供給に努めてまいります。
【参考】融通受電後の九州エリアにおける9月24日(木曜日)の電力需給見通し
予想電力需要(11時~12時※) | 1,035万kW |
九州エリアの供給力(融通受電後) | 1,076万kW |
九州エリアの使用率(予備率) | 96%(4.0%) |
※使用率が最大となる時間帯 |
(注)今後の電力需給状況については、当社ホームページをご覧ください。
以上