• このリンクをシェア
  • ツイート

小児白血病の増加

電気の使用量の増加に伴ってスウェーデンや日本でも小児白血病が増えているのではないですか?

スウェーデンの例

  • スウェーデンで白血病を発病する児童の数は過去30年にわたって変わりありません。
  • その間に総電力消費量は数倍に増えています。
  • 同じ期間に家庭の電力利用は10倍に増えています。

スウェーデンの年間小児白血病患者数(柱状グラフ)と総電力消費量(折れ線グラフ)

億kwh/年(折れ線グラフ)
スウェーデンの例のグラフ

出典:スウェーデン国家職業安全衛生委員会資料 他

スウェーデンでは、電気の使用量は増えているのに、小児白血病患者数が過去30年間変わらないことから、両者の関係は見られません。

日本の例

小児白血病の罹患数(年間の患者数)については、正確な統計がないため詳しいことは分かりませんが、死亡率については小児の全ガン(全てのガンの合計)、白血病とも昭和40年代をピークに減少しています。

図1:小児の全ガン及び白血病による死亡率の推移


(注)
・出典:平成5年人口動態統計(厚生省大臣官房統計情報部編)
・死亡率:人口10万人当りの死亡者数
・小児:0〜14才とした

図2:送電線の設備料と電気年間使用量の推移


(注)
・出典:電気事業便覧(通産省資源エネルギー庁公益事業部編)
・送電線設備量:電力9社計