離島における再生可能エネルギー導入拡大に向けた蓄電池制御実証事業の実施について
平成25年3月29日
九州電力株式会社
離島における再生可能エネルギー導入拡大に向けた
蓄電池制御実証事業の実施について
当社は、国産エネルギーの有効活用、並びに地球温暖化対策として優れた電源であることから、太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱などの再生可能エネルギーの積極的な開発、導入を推進しています。
離島では、系統規模が九州本土と比べて小さいため、出力変動が大きい太陽光・風力が連系されると、系統周波数変動が大きくなり、系統の安定性に影響を与えやすくなるという特徴があります。
当社は、離島においても太陽光・風力の導入拡大を図りつつ、電力の安定供給を維持するため、長崎県の壱岐において蓄電池実証試験を実施していますが、この度、新たに環境省の補助事業※の採択を受け、下記のとおり、「離島における再生可能エネルギー導入拡大に向けた蓄電池制御実証事業」を実施することとしましたのでお知らせします。
※ 再生可能エネルギー導入のための蓄電池制御等実証モデル事業
記
1 実施場所と蓄電池容量
・ 長崎県 対馬(蓄電池 3,500kW)
・ 鹿児島県 種子島(蓄電池 3,000kW)
奄美大島(蓄電池 2,000kW) 合計 3島(蓄電池 8,500kW)
2 実施期間
・ 平成25年度 ~ 平成28年度予定(補助対象期間:平成25年度)
3 蓄電池の種類
・ リチウムイオン電池
4 実証内容
・ 離島の需要規模や系統構成、再生可能エネルギーの設置状況等に応じた効果的な蓄電池制
御手法と蓄電池容量等を検証
5 実証事業の協力申込み受付
・ 対象離島において太陽光・風力の導入を検討されている事業者の方につきましては、本実証
事業にご協力頂くことにより、蓄電池等の対策が不要となる場合があります。
詳細は、「離島における再生可能エネルギー導入拡大に向けた蓄電池制御実証事業の協力申込み受付について」(下記URL)を参照ください。
https://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0317/3452/h130329.pdf (126KB)
(または、https://www.kyuden.co.jp/company_liberal_elec_buy_index.html )
以 上
添付ファイル |
![]() 蓄電池による太陽光出力変動抑制のイメージ (72KB) |
![]() |