企業情報

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2.都市開発

福岡市青果市場跡地活用事業への参画

2018年7月、当社を含むコンソーシアムが福岡市青果市場跡地活用事業の事業者として選定された。福岡市における新たな拠点として、魅力的なまちづくりに貢献することを目指し、商業施設を核とした大型複合施設を開発。
2022年4月「ららぽーと福岡」として、九州初出店57店舗を含む、全222店舗が出店し、グランドオープンした。
同年7月に施設内に「キッザニア福岡」が開業、九州電力送配電がパビリオン「配電テクニカルセンター」を出展した。パビリオンでは台風などの自然災害で影響を受けた配電設備を上下2段のアスレチック施設で再現し、停電時の事故点探査と仮復旧作業、設備の巡視と停電の原因になる飛来物等の除去作業を体験できる。

ホテル事業への進出

201912月、国内4都市(福岡、東京、大阪、京都)のホテル施設を取得するファンドへ出資した。当社における不動産ファンドへの初の参画となった。
地域の賑わいの中心として、観光産業の発展や交流人口の拡大に寄与するホテル事業に携わること、また、不動産投資の知見・ノウハウの蓄積により、今後の都市開発・まちづくりへ活用していくこととしている。

海外都市開発事業への参画

201912月、米国現地法人Kyuden Urban Development America, LLCを通し、ジョージア州アトランタの複合開発エリアにおける賃貸集合住宅開発事業に参画した。本件は、当社初となる海外不動産開発への参画となった。本案件は、2021年5月に完成、順調な入居推移を経て、同年12月に売却した。
また、2021年7月、同じく米国現地法人を通し、オレゴン州ポートランドにおける賃貸集合住宅開発事業に参画した。竣工予定は2023年5月となる。
更に、2022年4月、当社は、住友林業及び同社の米国子会社であるCrescent Communities, LLCが組成した米国不動産私募ファンドへの出資を通じて、成長著しい米国南部4都市(タンパ、ワシントンD.C、シャーロット、アトランタ)におけるESG配慮型集合住宅開発事業に参画した。
海外都市開発事業を通じ、海外における不動産開発事業に関する知見・ノウハウを蓄積するとともに、得られた知見・ノウハウを国内の都市開発・まちづくりにも活用していくこととしている。

大分市荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業への参画

2021年3月、当社を代表企業とするコンソーシアムが大分市荷揚町小学校跡地複合公共施設整備事業の事業者として選定され、2022年7月に着工した。開業は2024年4月を予定している。
本事業で整備する複合公共施設は、大分市の災害対策本部や消防指令センターのほか、公民館などの市民コミュニティ機能により構成され、地域の安心・安全と憩いの場の創出に寄与する施設となる。また、防災拠点としての優れた耐災害性能や事業継続性の確保に加え、自然エネルギーの積極活用により、環境配慮型施設の指標となる「CASBEE Sランク」及び「ZEB Ready」の認証取得を目指しており、大分市の脱炭素社会への取組みや情報発信など、多面的な貢献が期待できる施設となる。