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5.使用済燃料貯蔵対策

2010日、玄海原子力発電所における使用済燃料ピット(プール方式)の貯蔵余裕を確保するため、玄海原子力発電所号機の使用済燃料ピットの貯蔵能力変更(リラッキング)等について、原子炉設置変更許可申請書を経済産業大臣へ提出した。
その後、使用済燃料の貯蔵余裕を確保するにあたり、現行のプール方式に加え、発電所の敷地内に乾式貯蔵施設を設置し、貯蔵方式の多様化を図ることについて技術的な検討を進め、計画内容がまとまったことから、201922日に乾式貯蔵施設設置に係る原子炉設置変更許可申請書とリラッキングに係る新規制基準の適合性確認のための補正書を原子力規制委員会へ提出した。玄海原子力発電所号機のリラッキングについては、20191120日に許可を得た。その後、20191126日に工事計画認可申請書を原子力規制委員会へ提出、202030日に認可を得て、2024年度の竣工に向けて、現在、工事を実施中である。また、乾式貯蔵施設設置については、2027年度の運用開始に向け、設計及び工事計画認可申請の準備中である。
玄海原子力発電所4号機において、使用済燃料発生量低減等の観点から、現在使用している燃料より長期間使用でき定期検査時に取り替える燃料を減らすことができる高燃焼度燃料を導入することとし、2022年12月28日に原子力規制委員会へ原子炉設置変更許可申請をおこなった。また、安全協定に基づく事前了解願いを佐賀県及び玄海町に提出した。