玄海原子力発電所の原子炉施設保安規定変更認可申請書の補正書を提出しました
2022年2月21日
九州電力株式会社
玄海原子力発電所の原子炉施設保安規定変更認可申請書の補正書を提出しました
当社は、2021年8月10日に原子力規制委員会へ提出した、玄海原子力発電所3、4号機の特定重大事故等対処施設(注1)及び常設直流電源設備(3系統目)(注2)の設置に係る原子炉施設保安規定変更認可申請について、これまでの国の審査内容を反映し、本日、同委員会へ補正書を提出しました。
【主な補正内容】
- 特定重大事故等対処施設故障時の対応手段の充実
- 常設直流電源設備(3系統目)による給電手順の明確化
当社は、今後とも、国の審査に真摯かつ丁寧に対応するとともに、原子力発電所の安全性及び信頼性向上に取り組んでまいります。
以上
(注1)特定重大事故等対処施設
原子炉補助建屋等への故意による大型航空機の衝突その他のテロリズムにより、原子炉を冷却する機能が喪失し炉心が著しく損傷した場合に備えて、原子炉格納容器の破損を防止するための機能を有する施設。
(注2)常設直流電源設備(3系統目)
全交流動力電源が喪失した際に、重大事故等の対応に必要な設備に直流電力を供給する設備であり、現在設置済みである2系統の直流電源設備に加え、もう1系統の特に高い信頼性を有する電源設備。