九州電力株式会社
九州産天然バニラの生産および事業化に向けた実証試験を推進します
-スマート農業技術を用い、バニラビーンズの生産に成功-
当社は、「KYUDEN i-PROJECT(注1)」等を通じて、グループ全体のイノベーションを推進しています。その一環として、2024年にバニラプロジェクト(注2)を立ち上げ、バニラビーンズの栽培を開始し、試験栽培や関連装置の有効性確認などの実証に取り組んできました。
この度、自社で栽培・加工したバニラ(ブラックビーンズ)の生産に成功したため、今後、商業販売に向けた検証等を進めていきます。
天然バニラは、香辛料としてサフランに次いで世界で2番目に高価とされており、洋菓子や化粧品の香料など多様な商品に利用されていますが、日本では9割以上を輸入に依存しています。一方で、国内での生産にあたっては、気候条件による制約や、受粉や加工の工程で熟練技術や労力が必要となるなどの課題がありました。当社はこうした課題に対し、検証を通じて確立した独自のスマート農業技術を用い、作業の省力化やバニラの品質の安定化を図っています。
今回生産を開始したバニラ(ブラックビーンズ)は、香りや成分の検証、専門家による評価などにより、当該バニラの品質や特徴を把握するとともに、今後、市場調査やビジネスモデルの設計を行い、商業販売に向けた検証や、更なる生産技術の最適化を進めていきます。
当社は、今後もバニラプロジェクトによる研究開発を継続し、更なる生産技術の向上を図るとともに、スマート農業の推進により、九電グループ経営ビジョン2035で掲げる「カーボンマイナスへの挑戦」と「地域共創による価値創造」の実現に取り組んでまいります。
(注1)九電グループ全体でのイノベーションを起点とした、「未来の事業」を生み出すためのプロジェクト(https://kyuden-innovation.jp/
)
(注2)世界的に希少性が増している香辛料のバニラを画期的な技術で大量生産及び安定供給し、販売するビジネスを検討・推進するプロジェクト
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