プレスリリース

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プレスリリース

川内原子力発電所建設工事に係る調査結果について

平成17年11月30日
九州電力株式会社


川内原子力発電所建設工事に係る調査結果について



 当社は,川内原子力発電所(加圧水型軽水炉,定格電気出力89万キロワット,2基)建設工事において,建屋基礎下部に大量の鉄筋を埋設したとされる件について,原子力安全・保安院より任意の協力依頼があり,これに基づいて調査を実施し,その結果を取りまとめ,本日報告いたしました。
 当社といたしましては,本件について,発電所建設当時の工事管理状況や鉄筋の管理状況などの事実関係について調査を行った結果,工事の管理に問題はなく,工事は適切に行われていたものと判断しています。また,実際にこのような大量の鉄筋を埋設するスペースはないこと,大量の鉄筋を建屋基礎下部に埋設するには,多くの人員,時間,重機が必要であり,当社社員に気付かれることなく行うことは不可能であることから,そのような事実はなかったと判断しています。
 さらに,川内原子力発電所の安全性確認の観点から,建屋基礎下部に大量の鉄筋が埋設されていると仮定した場合の建屋の健全性について評価した結果,健全性に影響を与えることはないことを確認しています。
 
 当社は今後とも原子力発電所の安全・安定運転に努め,皆さまの一層のご理解と信頼を得られるよう,継続して努力してまいります。

以上


添付ファイル PDFファイル 川内原子力発電所建設工事に係る調査結果について (134KB)