プレスリリース

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プレスリリース

平成26年12月8日
九州電力株式会社

玄海原子力発電所3、4号機 第1放射化学室における
火災発生の原因と対策について

 平成26年10月28日、定期検査中の玄海原子力発電所3、4号機の原子炉補助建屋内にある第1放射化学室において、化学分析用局所排気装置内の電気配線部から発煙したため、直ちに消火器により消火を行いました。
 その後、消防による現場確認が行われ、火災であると判断されました。

(平成26年10月28日 お知らせ済み)

 調査の結果、局所排気装置内の中継コネクタ(以下、コネクタ)及びケーブルの一部が著しく焼損していることを確認しました。
 火災の原因は、局所排気装置の工場製作時における施工不良により、コネクタの接続部付近に接触不良が発生し、過負荷の状態で通電が繰り返されたことから、亜酸化銅が生成し、発熱・発火したものと推定しました。

 今後、再発防止対策として、以下を実施します。

  • 当該及び同種の局所排気装置内の電気配線については、コネクタを使用しない配線方式に変更する。
  • その他類似設備の電気配線上のコネクタ部を点検する。

 当社は、今回の再発防止対策を徹底し、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以上