当社は、九州における電気事業について、草創期から今日まで約120年の歴史を体系的に取りまとめた編年史として、『九州地方電気事業史』を10月1日に発刊します。
九州の電気事業は、日本有数の産炭地であったことや多数の島嶼を有することから、固有の設備を形成しながら発展してきました。しかしながら、これまでその歴史や特徴を体系的に取りまとめたものはなく、史実も十分に明らかにされてないことから、当社は電気事業者の社会的責務として編集に取り組みました。
1 構成
・A4版、882ページ(口絵・本文・資料編・年表等) |
・本文 |
総論 |
九州地方電気事業のあゆみとその特徴 |
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第 1章 |
九州における電気事業の生成 |
1887~1904 |
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第 2章 |
市場拡大と合従連衡 |
1905~1913 |
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第 3章 |
発展と競争の時代 |
1914~1926 |
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第 4章 |
競争から協調へ |
1927~1938 |
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第 5章 |
戦時下の電力国家管理 |
1939~1945 |
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第 6章 |
電気事業再編成への道程 |
1945~1951 |
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第 7章 |
九州電力の発足 |
1951~1959 |
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第 8章 |
高度経済成長とエネルギー革命 |
1960~1973 |
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第 9章 |
石油危機と経営効率化の推進 |
1974~1984 |
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第10章 |
電源ベストミックスの追及 |
1985~1994 |
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第11章 |
電力自由化時代の九州電力 |
1995~2005 |
2 執筆者
橘川 武郎 |
一橋大学大学院商学研究科教授 |
荻野 喜弘 |
九州産業大学商学部教授 |
東定 宣昌 |
九州大学名誉教授 |
長谷川 信 |
青山学院大学経営学部教授 |
中村 尚史 |
東京大学社会科学研究所准教授 |
3 発刊部数
4 配付先
関係官庁、地方自治体、大学・学校、図書館、経済諸団体など公共的機関に贈呈
なお、社内に備え付けるほか、社員・OBには有償で配付 |
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