平成24年8月20日
九州電力株式会社
苅田発電所 新第2号機の出力抑制について
苅田発電所新第2号機は、8月17日(金曜日)発電機出力37.5万kWで運転中のところ、8時21分、低圧燃料油ポンプ※2台(合計3台:通常2台運転、1台予備機)のうち1台に電流上昇と振動・異音が認められたため停止し、予備機に切り替えました。その後、予備機も同様の現象が確認されたため停止し、ポンプが1台運転となったことから、同日18時23分より出力を約19万kWに抑制しました。
今後、早急に修理を実施してまいりますが、復旧には10日程度かかる見込みです。
なお、今回の出力抑制に伴う供給支障は発生しておりません。
※低圧燃料油ポンプとは、燃料油タンクの燃料をボイラーへ送るためのポンプ
以上
[参考]
- 苅田発電所 新第2号機の概要
・ | 所在地 | 福岡県京都郡苅田町大字長浜町1番地1 |
・ | 定格出力 | 37.5万kW(発電所総出力 新第1、2号機:73.5万kW) |
・ | 燃料 | 重油 |
・ | 営業運転開始 | 昭和47年4月27日 (長期停止期間:昭和62年4月~平成4年6月〔5年3ヶ月〕、 平成21年12月~平成24年6月〔2年7ヶ月〕) |
・ | 運転時間 | 約72千時間 |
・ | 起動回数 | 186回 |
添付ファイル | (添付資料)苅田発電所 新第2号機 不具合発生箇所 | (190KB) | |
(別紙)当面の需給見通しについて | (95KB) | ||
新小倉発電所第5号ボイラー損傷箇所について | (147KB) |