2019年12月20日
九州電力株式会社
松浦発電所2号機の営業運転を開始しました
-単機では日本最大規模の出力100万kW-
当社の松浦発電所2号機は、本年6月から発電開始・試運転をおこなっておりましたが、本日、電気事業法に基づく使用前自主検査を終了し、営業運転を開始しました。
この2号機は、経済性・調達安定性に優れた石炭を燃料としており、最高水準の技術の採用により、発電効率の向上とCO2排出量の低減を図っています。
また、再生可能エネルギーの出力変動にも柔軟に対応できる設備となっています。
当社は、今後も「S(安全性)+3E(エネルギーの安定供給、経済性、環境面)」の観点から、バランスのとれた電源構成をベースにした事業運営により「九電グループ経営ビジョン2030」に掲げる低炭素で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
松浦発電所2号機の概要
2号機 | [参考] 1号機 (1989年6月運開) |
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所在地 | 長崎県松浦市志佐町白浜免字開発2091番地1 | |
出力 | 100万kW | 70万kW |
燃料 | 石炭 | |
発電方式 | 超々臨界圧(注1) 微粉炭火力 | 超臨界圧(注2) 微粉炭火力 |
発電効率(注3) (低位発熱量基準) |
約46% | 約43% |
注1: | 発電効率向上を図るため発電用蒸気を高温・高圧化(温度:566超,圧力:22.1MPa 以上) |
注2: | 発電用蒸気の温度:566以下,圧力:22.1MPa 以上 |
注3: | 低位発熱量基準の発電効率は、燃焼ガス中の水蒸気の発熱量を除いて算定したもの |
主な経緯
1998年 1月 | 環境調査開始 |
2001年 3月 | 工事着工(工事計画届出) |
2004年 6月 | 工事中断(電力需要想定が下がったため) |
2016年 1月 | 工事再開(2015年11月工事計画変更届出) |
2019年 6月 | 発電開始 |
2019年 12月 | 営業運転開始 |
以上
添付ファイル | 松浦発電所2号機の営業運転を開始しました -単機では日本最大規模の出力100万kW-(印刷用) | (203KB) |