プレスリリース

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2022年3月18日
九州電力株式会社
ニチモウ株式会社
西日本プラント工業株式会社
株式会社井戸内サーモンファーム
フィッシュファームみらい合同会社
農林中央金庫

みらいサーモン陸上養殖事業のサステナビリティローン・フレームワークが格付機関の「最高評価」を取得しました
-日本格付研究所が事業の社会的便益・環境改善効果を高く評価-
-サステナビリティローンによる資金調達を実施-

 本日、フィッシュファームみらい合同会社(福岡県豊前市、代表社員職務執行者社長:村上俊樹)(以下、FFみらい)は、サーモン陸上養殖事業において、株式会社日本格付研究所(以下、JCR)から、「JCRサステナビリティローン・フレームワーク」における最高評価の「SU1(F)」を取得しました。

 FFみらいは、九州電力株式会社(福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺和弘)とニチモウ株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:松本和明)、西日本プラント工業株式会社(福岡市、代表取締役社長:佐々木有三)、株式会社井戸内サーモンファーム(大分県由布市、代表取締役社長:濱砂慎吾)が共同出資している事業会社で、現在、九州電力株式会社豊前発電所内敷地を活用した「みらいサーモン」の陸上養殖事業に取り組んでいます。

 今回、本事業の資金調達フレームワークが、海洋汚染の防止、生物多様性の保全といった環境改善効果に加え、持続可能な食糧供給、地域産業の活性化といった社会的便益をもたらすものであり、出資4社によるFFみらいの意思決定プロセスへの関与等の管理・運営・透明性も含め、各種の原則・ガイドライン(別紙参照)の基準を満たしているとして、JCRから最高評価をいただきました。本評価の取得は、FFみらい及び出資4社において初めてとなります。

 また、本日、本件に関連して、FFみらいは、農林中央金庫(東京都千代田区、代表理事理事長:奥和登)と、サステナビリティローンによる金銭消費貸借契約を締結いたしました。FFみらいは、本契約で調達した資金を基に、事業の本格実施に向け、陸上養殖設備の建設を進めていきます。

 FFみらい及び出資4社は、引き続き、本事業を通じて食糧の安定供給・海洋資源の保全等、社会・環境の両面から、社会課題解決に取り組んでまいります。

※環境改善効果・社会的な便益を有するプロジェクトに対する融資であり、社会の持続可能性向上に寄与するもの

 本リリースの取組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における以下の目標に貢献しています。

SDGs(持続可能な開発目標)の画像