プレスリリース

  • このリンクをシェア
  • ツイート
2022年5月25日
九州電力株式会社

沈堕発電所の更新工事を開始します
-既設発電所の更新工事により、最大出力が8,300kWから9,900kWに増加-

 1923年に運転を開始した、水力発電所の「沈堕ちんだ発電所」は、1980年に発電機の更新工事を行いましたが、一部の設備が高経年化していることから、設備の老朽化対策及び長期運用のため、本日より更新工事を開始いたします。

 本工事は導水路の高経年化対策や水車・発電機の長期運用を目的とした更新工事であり、最大使用水量の増量及び水車・発電機の効率向上により、最大出力と発電電力量の増加を図るもので、運転開始は2026年3月を予定しております。

 当社は、今後も国産エネルギー有効活用及びカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。

沈堕発電所更新工事の概要

発電所の所在地 大分県豊後大野市
水系及び河川名 大野川水系大野川、平井川
最大使用水量 30.0m3/s〔25.04〕
有効落差 38.18m
最大出力 9,900kW〔8,300〕
年間発電電力量 58百万kWh〔54百万〕
工事期間 2022年5月~2026年3月
主な工事設備 水車・発電機、導水路 等

注:〔 〕内は更新前発電所の諸元
※一般家庭約19,000世帯分に相当
(一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定)

位置図

位置図
以上