プレスリリース

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2022年10月26日
株式会社キューデン・インターナショナル
九州電力株式会社

フィリピン共和国の再生可能エネルギー開発事業者「ペトログリーン社」に出資しました
-九電グループの技術を活かし、フィリピン共和国が目指す電源の低・脱炭素化に貢献-

 九電グループである株式会社キューデン・インターナショナル(以下、キューデン・インターナショナル)は、10月25日、フィリピン共和国の再生可能エネルギー開発事業者である「ペトログリーン社」(PetroGreen Energy Corporation: 以下、PG社)への出資を行いました。

 フィリピン共和国は、経済成長に伴い増加する電力需要に対して十分な供給力を確保するため、電源開発を推進するとともに、再生可能エネルギーへの移行により、再生可能エネルギーの割合を現在の20%から2030年までに35%、2040年までに50%へ拡大する目標を掲げ、電源の低・脱炭素化を目指しています。
 PG社は、金融・エネルギー事業等を展開するユーチェンコグループの傘下で、再生可能エネルギーの開発・運営を手掛けており、同国で地熱・風力・太陽光等の発電事業を実施しています。同社は、今後も洋上風力等を含む再生可能エネルギーの開発を、積極的に展開していく方針です。

 キューデン・インターナショナルは、九電グループがこれまで国内外で培った技術・ノウハウを活かし、現地に根差したネットワークを有するPG社を、同国における再生可能エネルギー開発のプラットフォームとすることで、同国での再生可能エネルギー開発を推進し、同国が目指す電源の低・脱炭素化に貢献してまいります。

 今回の参画により、九電グループの海外発電事業の持分出力は約283万kW(注)となります。今後も、これまで培った高い技術力や豊富な経験を活用し、「九電グループカーボンニュートラルビジョン2050」に掲げる低炭素で持続可能な社会の実現に向けて、挑戦を続けてまいります。

(注)営業運転前の参画案件を含んだ値

PG社が保有する発電設備

PG社が保有する発電設備の写真

(注)( )はPG社の持分出力

以上