当社は、宮崎県西都市において、2019年から水力発電所「杉安発電所」（最大出力11,500kW）の更新工事を進めてまいりました。本日使用前自主検査を終了し、営業運転を開始しましたので、お知らせします。

　本工事は、1963年に運転を開始した発電所の高経年化対策及び今後の長期利用を目的として、水車・発電機の取替、導水路の補強等の更新工事を実施したものであり、工事後、水車・発電機の効率向上により、年間発電電力量が約4,080万kWh（＋130万kWh）に増加しました。

　当社は、今後も国産エネルギー有効活用及びカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。

杉安発電所の概要

発電所の所在地	宮崎県 西都市
水系及び河川名	一ツ瀬川
最大使用水量	60㎥／s
有効落差	22.60m
最大出力	11,500kW
年間発電電力量	約4,080万kWh※〔3,950〕

注：〔　〕内は工事前の数値

※一般家庭約13,600世帯分に相当
（一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定）

位置図