水力発電所の「夜明発電所」は、1954年の運転開始から69年が経過し、設備の老朽化が進行しているため、本日、更新工事を開始いたします。

　本工事は、水車・発電機、導水路等の高経年化対策及び今後の長期利用を目的とした更新工事であり、水車・発電機の効率向上、有効落差の変更により、最大出力と発電電力量の増加を図るもので、運転開始は2027年６月を予定しております。

　当社は、今後も地球温暖化への対応や国産エネルギー有効活用の観点から、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。

夜明発電所の概要

発電所の所在地	大分県日田市
水系及び河川名	筑後川水系 筑後川
最大使用水量	80.00㎥／s
有効落差	18.02m〔17.70〕
最大出力	12,500kW〔12,000〕
年間発電電力量	約7,400万kWh※〔6,100〕
工事期間	2023年４月～2027年６月
主な工事設備	水車・発電機取替、導水路補強等

注：〔　〕内は既設発電所の諸元

※ 一般家庭約25,000世帯分に相当
（一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定）

位置図