今般、当社において、九州電力送配電株式会社から受託している非常災害時等の対応業務以外で、同社システムの使用などにより、他の小売電気事業者のお客さま情報等を閲覧していたことが判明しました。

（2023年１月18日お知らせ済み）

　また、経済産業省が保有するシステム（再エネ業務管理システム）を利用するため、同省が九州電力送配電株式会社に付与したＩＤおよびパスワードを、一部の当社および委託会社の従業員が使用していたことも判明しました。

（2023年２月14日お知らせ済み）

　これらの事案について、当社は、個人情報保護委員会から、個人情報保護法に基づく指導および報告等の求めを受領しました。

（2023年６月29日お知らせ済み）

　本日、当社は、個人情報保護委員会からの指導に基づき講じた措置について、同委員会に報告いたしました。

　報告内容は、別紙に記載のとおり、定期的な監査、教育・研修や、既に策定した再発防止策の状況、及び全社的な総点検に関するものです。
　このうち全社的な総点検については、全社各部門における個人情報を扱う業務システムを対象に、個人情報保護法やそのガイドラインに沿って、個人情報が適正に取り扱われているかを確認しました。その結果、現時点で漏えいに繋がり得る事例等が確認されたものについては、個別に適切な改善策を実施しました。なお、今後も、適宜点検などを進めてまいります。

　当社は、既に策定した業務改善計画（2023年５月12日お知らせ済）を着実に実施していくとともに、今回の総点検などの結果を踏まえ、個人情報保護に関しても、漏えい等を「させない」「できない」仕組みや、「させない」「しない」仕組みの構築について、具体的に取り組んでまいります。

　当社といたしましては、二度とこのような事案を発生させることがないよう、再発防止に引き続き全力で努めてまいります。