九州電力株式会社
九州電力オープンイノベーションプログラム2023「ひらめきと共創」の受賞者を決定しました
当社は、「Be the best 今を変える、未来を変える」というテーマのもと新たなビジネスを共創するオープンイノベーションプログラム2023「ひらめきと共創」を実施し、6件の受賞者を決定しました。
本プログラムは、社外のアイデアと、当社および土木建築関係グループ会社(注)のリソースを組み合わせることで、土木建築業務の更なる成長と新たな事業の創出を目指すものです。本年4月からアイデアの募集を開始し、全国の企業、個人のかたから総数70件を超える応募をいただきました。
(注)西日本技術開発株式会社、西技工業株式会社、西技測量設計株式会社、九州林産株式会社
最優秀賞に選ばれたのは、株式会社TOMUSHI(本社:秋田県大館市)のアイデアで、カブトムシの飼育により有機廃棄物処理や土壌改善を実施するものです。当社のダムに毎年大量に漂着する流木塵芥を廃棄物とすることなく活用し、処理コストのカットを行うとともに、飼育するカブトムシをペットや飼料として活用するなど、収益化の協業検討に取り組みます。また、将来的には共同プラントによる有機廃棄物受入れ・処理事業も視野に入れ、持続可能な社会の実現を目指します。
この他、社内非構造化データの活用や点検業務の高度化など既存業務の大幅なアップデートが期待できるものや、空き物件の小規模農業への活用、3Dプリンター住宅技術を有効活用した最先端のまちづくり、道路付属物点検のDXなど新たなビジネス創出の可能性が期待できる、オープンイノベーションならではの素晴らしい提案を選びました。今回の受賞者とは、提案いただいたアイデアのみではなく、発想の源となる理念と当社リソースの組み合わせによる相互イノベーションに向けて取組みを進めてまいります。
当社は、これからも積極的にオープンイノベーションに取り組み、「九電グループ経営ビジョン2030」で掲げる「エネルギーサービス事業の進化」、「持続可能なコミュニティの共創」を実現することにより、地域・社会に貢献してまいります。
以上