特集:チーズのある暮らし
おしえてくれたのは
-
管理栄養士
けんちゃん先生(嘉村健志) -
管理栄養士としてテレビやラジオ、食に関するイベント等に出演中。
福岡市と山口市で初心者向け料理教室「けんちゃんの料理教室」を主宰。
チーズは大きく分けて2種類あります。風味豊かなナチュラルチーズ(モッツァレラ、カマンベール、パルメザンなど)
食べやすく保存性に優れるプロセスチーズ(スライスチーズ、6Pチーズなど)
フレッシュな味わいを求めるならモッツァレラ、料理にコクを出すならパルメザンといったように使い分けるともっとおいしくなります。
栄養たっぷりのチーズ。タンパク質が豊富なのはパルメザン、カルシウムが多く含まれるのはゴーダチーズです。
栄養たっぷりのチーズは疲労回復や美容、体づくりにも役立ちます。
体の機能を高めて
疲れ知らずの元気な体に!
チーズに含まれるオルニチンという成分はアンモニアを無害な尿素に変える働きがあります。チーズを食べてリフレッシュしましょう。
おいしく食べていつまでも若々しく
ビタミンB2は肌のターンオーバーを促進する働きを持っています。ビタミンB2を含むのはパルメザンチーズ。おいしく食べて、美容にも役立つ女性に嬉しい食材です。
育ち盛りの子どもに!
タンパク質で丈夫な体づくり
チーズに含まれるタンパク質は牛乳の10倍近く。少量でもタンパク質をしっかり補えるのでおすすめ。クセが少ないプロセスチーズはコスパも良く、おやつにもぴったりです。ただし、食べ過ぎるとカロリー過多になるので注意しましょう。︎
食べ合わせでひと工夫
カルシウムの吸収率アップ
カルシウムの吸収率を高めるにはビタミンDやマグネシウムと一緒に食べるのがコツ。ビタミンDを含む食材はイワシやサンマ、シイタケやシメジ、マグネシウムはゴマなどが代表例です。
おいしく食べて元気に!“彩りよい”チーズレシピ
チーズの健康・美容パワーを暮らしにおいしくとり入れるためのレシピを「けんちゃん先生」に聞きました。
とろーりとろけて彩りもよいチーズ料理はぜひ、アツアツのうちに!
材料(4~5人分)
- さつまいも・・・2分の1本
- しめじ・・・1袋
- 小松菜・・・1束
- りんご・・・1玉
- 玉ねぎ・・・1個
- ピザ用チーズ・・・200グラム
- ごま油・・・大さじ2
★漬け込み用
- 豚もも肉(薄切り)・・・500グラム
- おろしにんにく・・・小さじ2分の1
- おろし生姜・・・小さじ2分の1
- 料理酒・・・大さじ2
- コチュジャン・・・大さじ6
つくりかた
- 1.野菜類を食べやすい大きさに切る。★漬け込み用の材料を合わせてビニール袋に入れて手でもみ、30分漬け込む。
- 2.ホットプレート(フライパン)にごま油を入れ、中火にかけて切った野菜を炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら肉を加え、肉に火が通るまで炒める。
- 3.2を両端に寄せて、中央にチーズを入れる。蓋をして弱火にし、チーズが溶けたら完成。
材料(約22センチメートルのピザ1枚)
A
- 強力粉・・・160グラム
- ドライイースト・・・3グラム(小さじ1)
- 砂糖・・・6グラム(小さじ2)
- 塩・・・ひとつまみ
B
- オリーブ油・・・大さじ1
- ぬるま湯・・・大さじ7~8
★トッピング
- ケチャップ・・・大さじ2
- おろしにんにく・・・少々
- モッツァレラチーズ・・・50グラム
- トマト(輪切り)・・・1玉
- バジル・・・お好みで
つくりかた
- 1.Aを頑丈なビニール袋へ入れる。Bを加えてもみながら混ぜ、生地がまとまるまでこねる。粉っぽさが残るようなら、ぬるま湯を加える。生地は市販のものを使ってもOK。
- 2.生地を22~24センチメートルくらいにのばし、オーブンを220度に設定して予熱しておく。オーブン皿も一緒に予熱を。
- 3.生地に★トッピングのケチャップ、おろしにんにくを塗る。モッツァレラチーズ、トマトをのせ、210度のオーブンで15~20分ほど焼いて完成。お好みでバジルをかけて。
(注)フライパンの場合は薄く油をひいて、具を乗せたピザ生地を入れる。蓋をして中弱火で15~20分焼いたら完成。
材料(4人分)
- ブロッコリー・・・1株
- ビーツ・・・1個
- ごま油・・・大さじ2
- 水・・・600cc
- キャベツ・・・2分の1玉
- 鶏むね肉・・・300グラム
- ピザ用チーズ・・・200グラム
★合わせ調味料
- 砂糖・・・大さじ1
- コチュジャン・・・大さじ1(あれば)
- 味噌・・・大さじ5
- すりごま(白)・・・50グラム
- キムチ・・・200グラム
つくりかた
- 1.ブロッコリーの芯とビーツは厚めに皮をむき短冊切りにする。キャベツは2等分して芯を切り取る。鶏むね肉はそぎ切りにする。
- 2.鍋にごま油と★合わせ調味料を加え、中弱火で炒める。調味料が温まったら水を加え、鍋底をしっかり混ぜて一煮立ちさせる。
- 3.ブロッコリーの芯とビーツを2に加え、ふたをして15分煮る。さらにキャベツ、鶏むね肉、ブロッコリーの房、チーズを加えてふたをして5、6分煮たら完成。
材料(4人分)
★チーズソース
- ピザ用チーズ・・・200グラム
- 片栗粉・・・大さじ2
- 料理酒・・・大さじ2
- 牛乳・・・300cc
- 塩・・・ひとつまみ
具材
- ウインナー・・・4本
- にんじん・・・2分の1本
- さつまいも・・・1本
- ブロッコリー・・・1株
- ビーツ・・・2分の1個
・・・など、季節の食材をお好みで
つくりかた
- 1.具材は食べやすい大きさに切り、下ゆでしておく。にんじんやビーツは型抜きすると可愛く仕上がる。
- 2.小鍋に★チーズソースの材料を入れてよく混ぜる。中火にかけ、ヘラで鍋底を混ぜ続けてとろみがつくまで加熱。
- 3.器に盛って完成。
- ちょこっとアレンジであの一品
-
チーズソースを中央に置いてまわりにフライドチキンを並べれば、今人気の「UFOフォンデュ」風のアレンジも!
この情報は2019年 秋号掲載時点のものです
おしえてくれたのは
-
管理栄養士
けんちゃん先生(嘉村健志) -
管理栄養士としてテレビやラジオ、食に関するイベント等に出演中。
福岡市と山口市で初心者向け料理教室「けんちゃんの料理教室」を主宰。
チーズは大きく分けて2種類あります。風味豊かなナチュラルチーズ(モッツァレラ、カマンベール、パルメザンなど)
食べやすく保存性に優れるプロセスチーズ(スライスチーズ、6Pチーズなど)
フレッシュな味わいを求めるならモッツァレラ、料理にコクを出すならパルメザンといったように使い分けるともっとおいしくなります。
栄養たっぷりのチーズ。タンパク質が豊富なのはパルメザン、カルシウムが多く含まれるのはゴーダチーズです。
栄養たっぷりのチーズは疲労回復や美容、体づくりにも役立ちます。
体の機能を高めて疲れ知らずの元気な体に!
チーズに含まれるオルニチンという成分はアンモニアを無害な尿素に変える働きがあります。チーズを食べてリフレッシュしましょう。
おいしく食べていつまでも若々しく
ビタミンB2は肌のターンオーバーを促進する働きを持っています。ビタミンB2を含むのはパルメザンチーズ。おいしく食べて、美容にも役立つ女性に嬉しい食材です。
育ち盛りの子どもに!タンパク質で丈夫な体づくり
チーズに含まれるタンパク質は牛乳の10倍近く。少量でもタンパク質をしっかり補えるのでおすすめ。クセが少ないプロセスチーズはコスパも良く、おやつにもぴったりです。ただし、食べ過ぎるとカロリー過多になるので注意しましょう。︎
食べ合わせでひと工夫カルシウムの吸収率アップ
カルシウムの吸収率を高めるにはビタミンDやマグネシウムと一緒に食べるのがコツ。ビタミンDを含む食材はイワシやサンマ、シイタケやシメジ、マグネシウムはゴマなどが代表例です。
おいしく食べて元気に!“彩りよい”チーズレシピ
チーズの健康・美容パワーを暮らしにおいしくとり入れるためのレシピを「けんちゃん先生」に聞きました。
とろーりとろけて彩りもよいチーズ料理はぜひ、アツアツのうちに!
材料(4~5人分)
- さつまいも・・・2分の1本
- しめじ・・・1袋
- 小松菜・・・1束
- りんご・・・1玉
- 玉ねぎ・・・1個
- ピザ用チーズ・・・200グラム
- ごま油・・・大さじ2
★漬け込み用
- 豚もも肉(薄切り)・・・500グラム
- おろしにんにく・・・小さじ2分の1
- おろし生姜・・・小さじ2分の1
- 料理酒・・・大さじ2
- コチュジャン・・・大さじ6
つくりかた
- 1.野菜類を食べやすい大きさに切る。★漬け込み用の材料を合わせてビニール袋に入れて手でもみ、30分漬け込む。
- 2.ホットプレート(フライパン)にごま油を入れ、中火にかけて切った野菜を炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら肉を加え、肉に火が通るまで炒める。
- 3.2を両端に寄せて、中央にチーズを入れる。蓋をして弱火にし、チーズが溶けたら完成。
材料(約22センチメートルのピザ1枚)
A
- 強力粉・・・160グラム
- ドライイースト・・・3グラム(小さじ1)
- 砂糖・・・6グラム(小さじ2)
- 塩・・・ひとつまみ
B
- オリーブ油・・・大さじ1
- ぬるま湯・・・大さじ7~8
★トッピング
- ケチャップ・・・大さじ2
- おろしにんにく・・・少々
- モッツァレラチーズ・・・50グラム
- トマト(輪切り)・・・1玉
- バジル・・・お好みで
つくりかた
- 1.Aを頑丈なビニール袋へ入れる。Bを加えてもみながら混ぜ、生地がまとまるまでこねる。粉っぽさが残るようなら、ぬるま湯を加える。生地は市販のものを使ってもOK。
- 2.生地を22~24センチメートルくらいにのばし、オーブンを220度に設定して予熱しておく。オーブン皿も一緒に予熱を。
- 3.生地に★トッピングのケチャップ、おろしにんにくを塗る。モッツァレラチーズ、トマトをのせ、210度のオーブンで15~20分ほど焼いて完成。お好みでバジルをかけて。
(注)フライパンの場合は薄く油をひいて、具を乗せたピザ生地を入れる。蓋をして中弱火で15~20分焼いたら完成。
材料(4人分)
- ブロッコリー・・・1株
- ビーツ・・・1個
- ごま油・・・大さじ2
- 水・・・600cc
- キャベツ・・・2分の1玉
- 鶏むね肉・・・300グラム
- ピザ用チーズ・・・200グラム
★合わせ調味料
- 砂糖・・・大さじ1
- コチュジャン・・・大さじ1(あれば)
- 味噌・・・大さじ5
- すりごま(白)・・・50グラム
- キムチ・・・200グラム
つくりかた
- 1.ブロッコリーの芯とビーツは厚めに皮をむき短冊切りにする。キャベツは2等分して芯を切り取る。鶏むね肉はそぎ切りにする。
- 2.鍋にごま油と★合わせ調味料を加え、中弱火で炒める。調味料が温まったら水を加え、鍋底をしっかり混ぜて一煮立ちさせる。
- 3.ブロッコリーの芯とビーツを2に加え、ふたをして15分煮る。さらにキャベツ、鶏むね肉、ブロッコリーの房、チーズを加えてふたをして5、6分煮たら完成。
材料(4人分)
★チーズソース
- ピザ用チーズ・・・200グラム
- 片栗粉・・・大さじ2
- 料理酒・・・大さじ2
- 牛乳・・・300cc
- 塩・・・ひとつまみ
具材
- ウインナー・・・4本
- にんじん・・・2分の1本
- さつまいも・・・1本
- ブロッコリー・・・1株
- ビーツ・・・2分の1個
・・・など、季節の食材をお好みで
つくりかた
- 1.具材は食べやすい大きさに切り、下ゆでしておく。にんじんやビーツは型抜きすると可愛く仕上がる。
- 2.小鍋に★チーズソースの材料を入れてよく混ぜる。中火にかけ、ヘラで鍋底を混ぜ続けてとろみがつくまで加熱。
- 3.器に盛って完成。
- ちょこっとアレンジであの一品
-
チーズソースを中央に置いてまわりにフライドチキンを並べれば、今人気の「UFOフォンデュ」風のアレンジも!
この情報は2019年 秋号掲載時点のものです