第6回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール 入賞作発表
第6回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクールにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
あかるい「○○」というテーマで、明るい未来を夢みて描かれた、たくさんの「あかるい」絵画の中から、受賞作が決まりましたのでご紹介します。
作品展のお知らせ
入賞作品展
九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホールとびぷれす熊日会館6階におきまして、作品展を行います。
子どもたちの「あかるい」日常生活や未来、街、夢、希望が描かれた素敵な作品をぜひご覧ください。
(注)入賞作品展は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止することがあります。
詳しくは九州電力株式会社熊本支店ホームページでお知らせします。
全部門
日時 |
2022年11月1日(火曜日)~11月3日(木曜日・祝日) 10時~17時 (注)11月3日は16時まで |
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場所 |
九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホール (熊本市中央区上水前寺1丁目6番36号) |
日時 |
2022年11月5日(土曜日)~11月13日(日曜日) 10時~19時 (注)土曜日・日曜日は17時まで |
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場所 |
びぷれす熊日会館6階(熊本市中央区上通町2番32号) (注)九州電力熊本支店で展示した全入賞作品を、再度びぷれす熊日会館で展示します。 |
第6回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール審査員総評
- 楽しみながら描いている作品、自分の考えが描くことで発展しているような作品が選ばれました。特に、色使いや画材を根気よく自分の思いに近づくよう工夫して描いた作品に、心魅かれました。
- たくさんの応募作品があり、あかるい絵画コンクールのテーマに沿って、児童が楽しみながら制作した様子が見て取れました。題材は、身近な生活、文化、生き物や自然、電気をはじめとする暮らしとの関連等様々あり、作品に込められた思いがよく伝わる作品が上位入賞となりました。年齢に応じてパステル、水彩絵の具、ペン等の画材が使用され、スタンピングやスパッタリングなどのモダンテクニック技法を取り入れた作品も見られました。
- 就学前から6年生まで、幅広い年代の作品を一堂に見ることができ、子どもたちの明るい未来、明るい生活への思いが表現されていて、審査していてとても心が温かくなりました。発達段階による違いもありますが、それぞれの学年に応じた表現方法や主題の違いがとても面白いです。
- どの作品も、「あかるい」絵画コンクールのテーマにふさわしい明るく楽しい素敵な絵がたくさんありました。子どもたちが、楽しそうに絵を描いている様子が目に浮かぶようです。特に幼児や低学年の絵は、子どもらしくて絵からお話が聞こえてきそうな感じがします。これからも自分の感じるまま、思いのままに、楽しんで絵を描いてくれるといいなと思います。
- どの絵画にも、子供らしい素直さと明るさを感じさせ、見ている私も癒される時間でした。お化けの顔に笑いがこみ上げたり、家族の温かさを感じたり、発想の豊かさに、心が満たされる気分になりました。この絵画コンクールで、私も改めて描く楽しさを実感することができました。
- どの学年も「楽しく描いた」ことが分かる作品が多く、笑顔で見せていただきました。何を描きたいのか、指導者がつかんで上手く助言すると、描くエネルギーを持続させることができると思います。
- 子供達の絵はとにかく素直で生き生きしていて、本コンクールの「あかるい『○○』」というテーマは、的を射ていると言っていいと思います。さらに応募数が増えており、暗い世の情勢の中で、子供達の明るさは希望です。
入賞作品
(敬称略)
九電賞
- 日頃の生活に着眼し、学校や社会で学んだことを作品の構想に生かした秀作です。色彩においても、たくさんの色をつくり出し、美しくバランスをとりながら配色され、何度も見返したくなる作品です。
- 作者は、明るい社会があるのは支えてくださる人々のおかげと感じているように思います。自然エネルギーをはじめ、循環型の暮らしや電気による豊かな暮らしの様子の表現から、作者が伝えたい意図がよく伝わります。画面では、それを支える両手が描かれており、しっかり構想して描いている点が評価できます。
- 地球環境や日々の暮らしの中で感じ取ったことや、環境の学習の中で学んだことをたくさん盛り込んで描いてあります。昼の様子は、色も載せやすく描きやすいですが、夜の雰囲気を見事な色使いで描きこんであり、見事です。
- 私たちの明るい暮らしがあるのは、支えてくださる様々な人のおかげであるというメッセージがしっかりと込められた素敵な作品です。私たちの暮らしの様子を、細かく一つ一つ丁寧に描き、淡い色調で仕上げてあります。手で支えているという発想もすばらしいですね。
- 手のひらの上に、昼と夜の世界が描かれるという発想に楽しさを感じました。昼の世界では、緑に雨が降り注ぎ、豊かな自然と共に、人が豊かに暮らす様子が描かれています。また夜の世界には、月明かりの中で、仕事や家族など、人との繋がりが楽しそうに描かれていました。地層中にも化石が描かれ、明るい地球の様子が伝わってきました。
- 自分の生活やこれまでの体験を、テーマの中によく取り入れて、細部まで丁寧に表現できており見応えがあり美しいです。色彩も濁らず、技術的にも水彩絵の具の特性をよく活かして描いています。
- 昼と夜、自然と共に明るい暮らしができている事への感謝がテーマであり、最下層には恐竜など化石を表し、自然やこれまでの歴史が科学と共に表現されています。絵はもちろん、色々な事に秀でているのでしょう。明るい現在が未来も約束するようであり、まさに九電賞にふさわしい作品です。
熊日賞
- 恐竜の住んでいた世界(時代)でも、自分も含めた様々な生物たちがお互いを大切にし合い、明るい気持ちで生きたいという願いが、ダイナミックで澄んだ色彩と形で表現されており、見ていて気持ちのいい作品です。
- 今の時代に恐竜がいればこんな風に触れ合いたいという思いが伝わる作品です。カラフルな色調も楽しく明るい雰囲気を醸し出しています。また恐竜の模様も、あえて幾何学模様とし、空想の世界観をより色濃くし、パステルのスクラッチ技法も効果的です。
- 色鮮やかで、恐竜と遊んでいるような作者の楽しさが画面からあふれています。恐竜のダイナミックな表現の中に絵画の技法をうまく使い、とても印象に残る作品です。
- 大好きな恐竜が、今の時代にいたらきっと楽しいだろうなという思いが伝わってくる素敵な作品です。恐竜は、スクラッチ技法を使って工夫して描かれており、周りの空や山、木などは明るく素敵な色で描かれており、塗り方も丁寧です。作者も恐竜につかまりとても楽しそうで、見ていて心がわくわく楽しくなりました。
- 大きな黒い怪獣が、明るい世界の街並みを練り歩く様子に笑いがこみあがるような元気をもらいました。色相が明るく、画面全体からエネルギッシュなパワーを感じることができます。見ている人に明るさと元気を与えてくれます。
- 第一印象でのインパクトが抜群です。背景の色彩の美しさと恐竜の黒が美しく響いています。テーマも楽しく、描くことも楽しかったのだろうと想像でき、好感を持てる作品です。
- 子供達が好きな恐竜が、もしこの世に現れたなら、一緒に遊ぼうと作者は思っているのでしょう。大胆でオリジナリティーのある恐竜がまるでわんぱくなペットのようです。もし恐竜がいたら…小学校3年の子供らしい作品ですね。思い切りのある表現で、内容も色も実にあかるい絵です。
個人賞
学校賞
(注)学校名のみのご紹介とさせていただきます。