第8回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール 入賞作発表
第8回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクールにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
あかるい「○○」というテーマで、明るい未来を夢みて描かれた、たくさんの「あかるい」絵画の中から、受賞作が決まりましたのでご紹介します。
作品展のお知らせ
入賞作品展
九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホールとびぷれす熊日会館6階におきまして、作品展を行います。
子どもたちの「あかるい」日常生活や未来、街、夢、希望が描かれた素敵な作品をぜひご覧ください。
詳しくは九州電力株式会社熊本支店ホームページでお知らせします。
全部門
日時 |
2024年10月23日(水曜日)~11月4日(月曜日・振替休日) 10時~17時 |
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場所 |
九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホール (熊本市中央区上水前寺1丁目6番36号) |
日時 |
2024年11月6日(水曜日)~11月17日(日曜日) 10時~19時 (注)土曜日・日曜日は17時まで |
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場所 |
びぷれす熊日会館6階(熊本市中央区上通町2番32号) (注)九州電力熊本支店で展示した全入賞作品を、再度びぷれす熊日会館で展示します。 |
第8回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール審査員総評
- 身近な人物、生き物、想像の世界を題材に、テーマに沿った作品が多数見られました。色や形にも工夫が見られ、個性が際立つ作品が上位入賞となりました。
- 幼児の作品から小学6年生までの作品を審査しましたが、とても元気をもらえて、明るい気持ちになる多くの作品に出会うことができました。ぜひたくさんの方に見ていただき、子どもたちの豊かな感性に触れ、この感動を味わってもらい、明るい気持ちになっていただきたいと思います。
- 子どもたちの感じる「あかるい」をそれぞれの発想で描いていて、楽しく審査できました。これまでの体験や学習から発想したものや夢や願いを形にしたものなど、それぞれの作品から子どもたちの思いや、楽しく描いている姿を想像することができて、入賞作品を選ぶのにとても迷いました。
- 今年度は特に独自性が高いものが多かった印象です。子どもたちの発想が素晴らしく、単に好きな絵を描くのではなく、「あかるい〇〇」というテーマをしっかりと考え、そのための工夫をたくさんしていることに感動しました。惜しくも選外になった作品の中にも素晴らしいアイデアを表現したものがたくさんあり、心が揺さぶられました。
- 毎年、楽しく明るい作品が応募されていて、審査する私たちも楽しく温かい気持ちになります。意外性のある作品も多く、子どもたちの思いがたくさん込められていると感じます。
- このコンクールを通して、子どもたちが明るい生活や環境を想像したり、たくさんの経験を表現したりすることができます。
さらに、その子どもたちの作品を鑑賞することで、温かい豊かな感情になることができます。絵画の良さを改めて感じることができる機会だと思います。 - 幼児から小学校高学年まで、それぞれの発達段階の子どもたちが、生活経験で感じた「あかるい」ものや出来事、あるいは想像の世界を伸び伸びと描いています。これからも「ぼく・わたし」だけの感性を大切にしていってほしいです。周りの大人は、大人の感覚で誘導するのではなく、子どもの「描きたい」という主体性を大切にしてあげてほしいです。
入賞作品
(敬称略)
今年の九電賞
- オーロラ発電という未来の発電を、しろくまを主役にして楽しい絵に仕上がっています。明るい未来を感じます。
- 最初に目に飛び込んでくるのは、愛くるしいしろくまの姿と夜空を彩るオーロラです。そして、よく絵の隅々を見ていくと、ペンギンや流氷とともにオーロラから電気を発生させて部屋の灯りをともしていたり、しろくまの身体に電飾のようなものが輝いていたりしていて、とても楽しく明るい気持ちにさせてくれる作品です。
- 画面全体から明るさや優しさを感じます。しろくまのかわいさや美しいオーロラが背景に浮かび上がるところに目をひかれます。
また、様々な光で彩られたところも魅力的です。小さく描かれたペンギンや人々も楽しげで賑やかな雰囲気を醸し出しています。 - 人間や動物たちが笑顔で過ごしており、心がほっと和む作品です。オーロラからの光がカラフルに表現されており、明るい未来を想像することができました。
- オーロラから電気を作り出し、それを使ったしろくまに乗って夜空を翔けるという、誰にも思いつかないような発想に驚かされました。また、細やかに形を描き、色を重ね、特に白の色を様々な色味で工夫したことが素晴らしいです。
- オーロラ発電とはユニークでであると思います。しろくまが身近な動物にも似て、子どもたちに好まれそうな作品となりました。
パステル色を中心とした配色も良いです。
熊日賞
- お芋や果物、そして人物を画面いっぱいにちりばめて明るく賑やかな作品です。楽しんで描いたことがよく伝わります。
- 中央に大きなお芋が魅力的な色彩で描かれており、芋掘りをした時の嬉しさが素直に伝わってきます。周囲には、虹やぶどうやトマトなどたくさんの物が賑やかに描かれていますが、全体の色彩バランスが絶妙であり、喜びや明るさが表現された可愛らしい作品です。
- 様々な形や色彩が溢れていて賑やかな感じがします。中央に大胆に描かれた形と微妙に変化のある紫色が美しくも力強くて何だろうと思ったら、お芋ということでした。芋掘りの喜びや感動が全体に溢れていて幸せを感じる素敵な作品です。
- 楽しかった芋掘り、大好きなお芋を真ん中に大きく描いて、周りににこにこ笑顔の野菜や果物を散りばめています。芋掘り体験も心に残った出来事だったでしょうが、それを思い出し、絵に描く時間もこの子にとっては、楽しかったことでしょう。自分の好きなものを全て笑顔にして画用紙いっぱいに描いています。
- 家族と一緒に楽しんだ芋掘りの様子が色鮮やかに表現されています。大きなお芋が中心に描かれ、その周りには家族の笑顔、トマトやぶどう、昆虫たちまで表現され、この作品から幸せな感動体験が伝わります。私も幸せな気分になりました。
- 芋掘りの楽しさが画面いっぱいに表されています。たくさんの友達に囲まれ、中央の大きなお芋を堂々と描いていますね。周りの果物の色も鮮やかで主役のお芋を引き立てています。日常の幸せを感じる作品です。
個人賞
学校賞
(注)学校名のみのご紹介とさせていただきます。