黒川第一発電所の復旧工事を開始します -安全を最優先に工事を実施します-
九州電力株式会社
-安全を最優先に工事を実施します-
黒川第一発電所は、運転開始以来長年に亘り地元の方々のご協力を得ながら発電を続け、電気をお届けしてまいりましたが、2016年4月の熊本地震により、甚大な被害を受けました。その後、2019年10月に社外有識者で構成される「黒川第一発電所の復旧可能性に関する評価委員会」で安心・安全な設備として復旧可能との評価をいただき、地元の皆さまのご意見や経済性などを総合的に勘案し、2020年5月に発電所の復旧計画の概要を決定しました。
昨年10月から作業用地の整備、道路の拡幅等の準備工事を進めてまいりましたが、本日から安全を最優先に、水圧管路トンネルの掘削、発電所の撤去・新設等の復旧工事を実施いたしますので、お知らせします。
当社は、地球温暖化への対応及び国産エネルギー有効活用の観点から、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。
黒川第一発電所の概要
発電所の所在地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 |
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水系及び河川名 | 白川水系黒川 |
最大使用水量 | 15.0 m3/s 〔20.3〕 |
有効落差 | 233.49m |
最大出力 | 29,900kW 〔42,200〕 |
年間発電電力量 | 200百万kWh※ |
工事期間 | 2022年4月~2027年2月 |
主な工事設備 | 水圧管路、水車・発電機 等 |
注:〔 〕内は復旧前発電所の諸元
位置図