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3.カーボンニュートラル実現に向けたSDGsファイナンスの推進

グリーンボンドの発行

2021年4月、九電グループの「電源の低・脱炭素化」への取組みについて、幅広いステークホルダーの皆さまにこれまで以上に知っていただくことや、資金調達の多様化を図ることを目的に、再生可能エネルギーの開発など、環境改善効果のある事業に使途を限定した債券「グリーンボンド」を発行すると発表した。
2021年6月、「九州電力グリーンボンド」を発行した。調達した資金は再生可能エネルギーの開発資金に活用することとした。

トランジションボンドの発行

2022年4月、九州電力のカーボンニュートラルに向けた長期的な移行(トランジション)戦略に則った取組みを加速するための資金調達手段として「トランジションボンド」を発行すると発表した。
2022年5月、旧一般電気事業者として初めてとなる「九州電力トランジションボンド」を発行した。調達した資金は高効率LNG火力発電所の開発及び既存火力発電所の休廃止に活用することとした。

トランジションローンによる調達

2022年10月、産業競争力強化法に基づく成果連動型利子補給制度(カーボンニュートラル実現に向けたトランジション推進のための金融支援)を活用するための事業適応計画の認定を経済産業大臣より受けたと発表した。
2022年11月、同制度を活用した本邦初となるトランジションローンを実行した。本ローンは、事業適応計画で設定した環境目標「サプライチェーンGHG排出量(国内事業)を2030年度に65%削減(2013年度比)」等を達成した場合には、国からの利子補給による利下げが実施される。