第5回 ひろがれ未来へ!かごしま絵手紙コンクール 結果発表
テーマ |
見つけた!気づいた! |
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表彰 |
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展示会場 |
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主催 | 九州電力鹿児島支店、九州電力送配電鹿児島支社、南日本新聞社 |
後援 | 鹿児島県教育委員会 |
小学1・2年生部門
審査員講評
誰もが一度は遊んだことがあるビー玉での新発見で、新鮮な驚きが伝わってくる。また、見えたのが妹というのが、凄くいい。言葉も短くインパクトがあり、構図も良い。
小学5・6年生部門
審査員講評
幼い日の記憶やぬくもりが伝わってきて、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる。おじいちゃんに背負われてどこに行ったのかな、と想像したくなる。
中学生部門
審査員講評
小学校と中学校はこんなに違うんだという実感が表現されている。文字の配置や絵とのバランス、配色も良く、「ツライ」だけではなく「頑張らなきゃ」という気持ちも伝わってくる。
審査員講評
タケノコの皮むきは案外大変。自分で体験したのだろう。「どこまでむくの」という素朴な疑問がよく伝わってくる。皮をむく前後の大きさの違いもうまく表現された楽しい作品。
審査員講評
「電話で話すだけ」でも心を温かくさせてくれる。コロナ禍で改めて気づいた、人と話す、触れ合うことの大切さが上手く表現されている。構図、表情、色合いも良い。
審査員講評
セミを手につかんで、見て聞いて触れて感じたことが素直に絵と言葉に表現されている。絵は細かく描かれている。言葉は「こんなにふるえるの?」ジー!ブルブルルルル…とオノマトペ表現が光っている。
審査員講評
「あきらめなければ夢はかなうんだ」という言葉に、障がいを乗り越えたパラリンピアンたちの意志・勇気を受け止めた素直な思いが表現されており、素敵な絵と発想だと感じた。
審査員講評
大人なら気にしない、ちょっとした違いの発見を楽しいと感じた中学生らしい作品。「○○先生の眉毛って…」と、何十年後かに思い出話に花咲く様子が目に浮かぶ。
学校賞
鹿児島大学教育学部附属小学校
姶良市立 帖佐中学校
鹿児島市立 武小学校
出水市立 米ノ津中学校
審査委員
- 千々岩 弘一(鹿児島国際大学 副学長)
- 餅原 宣久(鹿児島県立伊集院高等学校 教諭)
- 宮内 加代子(絵手紙講師)
- 光安 善樹(南日本新聞社 取締役 編集局長)
- 樋口 和光(九州電力 執行役員 鹿児島支店長)
全体講評
コロナ禍で教育現場では色々な制約がある中、「見つけた!気づいた!」というテーマに対して、実際に見て発見したものや心で想像したものだけでなく、振り返って物事や事柄をよく理解し価値を見つけたものなど、アイデアを絞った5,800点を超える作品が寄せられました。
絵手紙は絵と文字のバランスが大事ですが、今年はバランス良く完成されている作品が多いように感じました。また、家にこもっていた時間が長かったのが影響してか、夏を感じさせる空や海などの青系色の作品が例年より少ないものの、この状況下でも希望を持たせる黄や暖色系の色味の作品が多いのも印象的でした。
アイデアに溢れた絵手紙として高いレベルの作品を応募してくれた子どもたち、指導してくださった方々をはじめ、皆様に心から感謝申し上げます。
今後も皆様にご支援をいただきながら、「ひろがれ未来へ!かごしま絵手紙コンクール」に素敵な作品が数多く寄せられることを期待したいと思います。