第6回 ひろがれ未来へ!かごしま絵手紙コンクール 結果発表
テーマ |
守りたい大切なもの |
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表彰 |
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展示会場 |
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主催 | 九州電力鹿児島支店、九州電力送配電鹿児島支社、南日本新聞社 |
後援 | 鹿児島県教育委員会 |
小学1・2年生部門
審査員講評
色合いも細かい描写も丁寧に描かれていて、絵画性の高い素晴らしい作品です。地元愛が絵から伝わり、自然や生き物を大切に思う気持ちが大きくのびのびと表現されています。
小学5・6年生部門
審査員講評
「味」への興味に豊かな成長を感じられる高学年らしい作品です。手作りの温もりや家族愛、そして風土愛を感じます。絵と文字のバランスも良く、卵焼きが本当に美味しそう。
中学生部門
審査員講評
日々のニュースなどから受ける抽象的な心の動きを、しっかり具現化させて希望とメッセージを込めた表現が優れています。ぶどうの色合いなど描写力も素晴らしいです。
審査員講評
大きく生き生きと島の生き物を描いていて、奄美の自然の特徴をしっかり捉えた作品だと思います。純粋に自分の島の素晴らしさを自慢したい素直な子供らしさを感じました。
審査員講評
何年か使ってきたランドセルにあらためて愛情を注ぐ心に、あたたかさを感じました。丁寧に描かれた質感や細かい描写からも気持ちが伝わってきて、素敵な作品だと思いました。
国立大学法人 鹿児島大学 教育学部 附属小学校5年 髙橋 咲春さん
審査員講評
「命」というたった一文字から、それ以上のものが全体から伝わってくる作品だと感じました。自然の繊細さ、土の一粒一粒、指の細かい描写など高い表現力が素晴らしいです。
審査員講評
「命の大切さ」にとどまらず、今を生きる「自分たちの行動」こそが大事なものを守っていくというメッセージに、精神的に成長した中学生らしい自律的な姿勢を感じました。
審査員講評
失われやすい「言葉」というものに注目した点に魅力を感じました。また言葉を「カルタにする」というアイデアも、大事なものを守っていきたいという思いが伝わりました。
国立大学法人 鹿児島大学教育学部 附属小学校3年 川原 颯太さん
国立大学法人 鹿児島大学 教育学部 附属小学校4年 川畑 璃空さん
学校賞
霧島市立国分小学校
奄美市立朝日中学校
鹿児島市立 武小学校
出水市立 米ノ津中学校
審査委員
- 千々岩 弘一(鹿児島国際大学 副学長)
- 餅原 宣久(鹿児島県立伊集院高等学校 教諭)
- 宮内 加代子(絵手紙講師)
- 國弘 崇(南日本新聞社 取締役 編集局長)
- 樋口 和光(九州電力 執行役員 鹿児島支店長)
全体講評
今回「守りたい大切なもの」をテーマに、たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
小学校低学年では、身近な家族や生き物といった、より具体的に自分が実感できる「大切なもの」に対する作品が多く見られました。高学年・中学生と成長するにつれて、自然や郷土文化といった抽象的なものへと注目が移り、さらに平和や命などグローバルな視点に立った「人類共通の願い」といったメッセージを具現化、象徴化させるような作品へと視点が広がっていく様が見られ、発達段階ごとに「大切なもの」が多様化されて、素晴らしい作品が集まったように思います。
応募作品全体の絵画性についても、絵の水準が上がってきており、また絵と文字のバランスにもよく工夫がなされていて、絵手紙としての魅力や作品性の向上を実感しています。今後も「ひろがれ未来へ!かごしま絵手紙コンクール」が、子供たちの自由な発想と表現力を育む素敵な作品発表の場となっていくことを願っております。