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プロジェクトストーリー

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  • 社員一人ひとりの思いを込めたCM制作プロジェクト
    社員一人ひとりの思いを込めたCM制作プロジェクト

    プロジェクトの背景BACKGROUND

    CMやWEB動画、ポスターなどの企画・制作を行いクロスメディアでの情報発信を行う販売戦略グループ。2016年夏より原、加藤、荒木の3名を中心にCM制作のプロジェクトがスタートした。2016年9月より全社員を対象にCMの企画案を公募。作品の審査に始まり、CMがオンエアーされるに至るまでの約4ヶ月を追った。

    原直美原直美

    原 直美

    営業本部
    販売戦略グループ 副長

    1981年入社

    初任地は直方営業所。複数の営業所での勤務を経て、2011年、コールセンターの副長(管理職)に就任。2016年7月より現職。主婦・母としての目線を活かし、営業の最前線で活躍し続けている。

    加藤由美子加藤由美子

    加藤 由美子

    営業本部
    販売戦略グループ

    1988年入社

    初任地は八幡営業所。当時、原も同じ営業所に在籍しており、加藤にとっては憧れの先輩でもあった。オール電化営業に約10年間、総務業務に6年間従事した後、2016年8月より現職。広告代理店や関係部署との調整役を担っている。

    荒木由香莉子荒木由香莉子

    荒木 由莉子

    営業本部
    販売戦略グループ

    2009年入社

    初任地は都城営業所。2012年より宮崎支社で採用・教育に関する業務を担当し、2014年8月より現職。主にWEBサイトを通じた営業PRに取り組んでいる。

    「社員の思いをお客さまへ届けたい」
    その気持ちからスタートした公募企画

    2016年9月、社員向けのポータルサイトの掲示板を通じて、オール電化推進事業に関するCM企画案の公募がスタート。社内公募で選ばれた最優秀作は、広告代理店からの企画案プレゼンの際に同じ土俵で競わせることとした。営業本部には営業所などの現場の声を幅広く聴く風土があり、これまでも広告代理店のプレゼンに営業所員が審査員として参加することはあった。しかし今回のように部門を越えて全社員に公募をかけることは初の試みであった。「日々お客さまと接している社員、電気を安定的に供給することに力を尽くしている社員、一人ひとりが九州電力の社員としての思いを持っています。それらの思いを広く集めることで、私たちだけでは生まれてこないアイデアがたくさん出てくるのでは、という期待を込めました」と、今回のプロジェクトのスタートを振り返る原。予想は的中し、わずか二週間程度の応募期間であったにもかかわらず、64本の多彩な企画案が集まった。

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    企画案から伝わる
    社員一人ひとりの思い

    集まったアイデアに込められた思いの強さはプロジェクトメンバーの期待を上回るものだった。「思わずクスッと笑ってしまうものや心が温まる企画案があり、社員がそれぞれの思いを持って応募してくれたことが、とても嬉しかったですね。なかには絵コンテを見るだけで思わず涙ぐんでしまうようなものもありました」と原は言う。メンバーは集まった企画案を参考にCM制作会社との間で議論を重ね、最終的なCMコンセプトを固めていった。しかし、企画案の中にはそのまま作品として採用できるようなものも多数存在した。社員の熱い思いに少しでも応えたいとの思いから、一部の作品についてはWEB動画として作品化することに。現在WEB動画は動画共有サイトにアップされ、多くのお客さまに視聴いただいている。そのクオリティの高さは、オール電化機器販売メーカー担当者からショールームで動画を放映したいという依頼が届くほど。クオリティもさることながら、グループの枠を超えて若手社員が集まって考えた企画などもあり、全社一丸となって九州電力の営業戦略を考える一つのきっかけとなったことも今回のプロジェクトの功績といえるだろう。

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    CMはお客さまと社員を繋ぐ
    コミュニケーションツール

    「完成したCMが自宅で流れたときの達成感は忘れられません」と話す荒木。加藤は編集にも立会い何度も見た映像にもかかわらず、初めて自宅のテレビで見た時はかなり新鮮に感じたそうだ。とはいえ、CMがオンエアーされるに至るまでにはさまざまな苦労があった。例えば、オール電化CMに引き続き制作した「九電あんしんサポート」CM作成時のこと。完成間近のCMを見た3人は、最後の最後にBGMに違和感を持ち、イメージに合う曲に巡りあうまで会議室に閉じこもってひたすら音楽を聴き続け、曲を選び直した。「私たちの目的はただCMを作ることではありません。制作過程で協力してもらった社員一人ひとりの思いをしっかりとお客さまに伝えることです。そのためにはBGM一つにも妥協できません。このCMが九州各地の営業所で社員とお客さまとが会話をするきっかけとなれば、こんなに嬉しいことはありません」と原は語る。たくさんの思いが込められて完成したCMは、老若男女、幅広い世代の共感を生んでいる。

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    社員やお客さまを巻き込んだ
    PR活動をめざす

    「社内公募によって集まったアイデアは今後も活かせたらいいなと思いますし、全社員一丸となってのPR活動にはこれからも力を入れて取り組んでいきたいですね」と語る加藤。これまでもポスターのモデルに社員を起用したり、現場社員の意見を吸い上げてパンフレットを制作したりと、現場を巻き込んだ取り組みを行ってきたが、その視線はすでに次のステップへ向けられている。
    「今後は九州のお客さまの生の声をより一層活かしていきたい」という思いを新たにしていると語る原。「皆さんをアッと驚かせるようなものを作ってみたいです。実際にお客さまにCMに登場していただく日も来るかもしれません」と意気込むのはチーム最年少の荒木。今回のプロジェクトを通してさまざまな苦労や困難を乗り越えた3人。その経験は次なる目標への大きな糧となっている。