新大分発電所
発電所の紹介
大分市は、早くから瀬戸内海を通じて、都があった大和・京都との交流が深く、キリシタン大名で知られる大友宗麟らによって海外との往来にも積極的な気風をもち続けてきました。古い社寺や旧跡が多く、周辺は豊かな自然に恵まれています。また、近年は工業都市化、最先端技術の導入などが進んでいます。
新大分発電所は、大分市東部の別府湾に面した大分コンビナートの一画にあります。
新大分発電所は、石油依存度の低減、電源の多様化を推進し、年々増大する電力需要に対して、電力の安定供給を図るために計画されたLNG(液化天然ガス)を燃料とするガス専焼火力発電所です。
発電設備については、熱効率が高く、起動停止が容易で負荷追従性に優れたガスタービンと蒸気タービンを組合わせた当社では初めてのコンバインドサイクル発電方式(複合発電方式)を採用しました。
燃料は、オーストラリアやインドネシア、ロシア等から輸入し、隣接して設置された大分エル・エヌ・ジー株式会社より受入れています。
発電所からは、素晴らしい別府湾の眺望や、隣接するLNG基地等が一望できます。
発電所の概要
1号系列 | 2号系列 | 3号系列 | |
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発電方式 | コンバインドサイクル発電 (複合発電) |
コンバインドサイクル発電 (複合発電) |
コンバインドサイクル発電 (複合発電) |
運転開始 | 1991年6月 | 1・2軸 1994年2月 3・4軸 1995年2月 |
1~3軸 1998年7月 4軸 2016年6月 |
燃料 | LNG | ||
出力 | 120,000kW/基×6 | 230,000kW/基×4 | 245,000kW/基×3 500,000kW/基×1 |
燃料タンクの運用下限に関する考え方(132KB)
(注)需給ひっ迫を予防するための発電用燃料に係るガイドライン(2021年10月25日資源エネルギー庁制定)に基づき掲載
見学申込先
〒870-0278 大分県大分市大字青崎4番1
電話番号 097-521-6033