プレスリリース

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プレスリリース
平成20年6月18日
九州電力株式会社

ベトナム国ラオカイ省におけるCDMプロジェクトの日本国政府承認取得について


 当社は、地球環境問題に対応するため、電気の供給面はもとより、お客さまとも一体となった電気の使用面での取組みや京都メカニズムの活用などを通じた、温室効果ガスの排出抑制に取り組んでいます。

 このたび、当社がベトナム国ラオカイ省で進めるムンフム水力発電プロジェクトが京都メカニズムのCDMプロジェクトとして、日本国政府の承認を取得しました。

 本プロジェクトは、首都ハノイの北西約270kmの山岳地帯を流れるゴイファット川に3万2,000kWの水力発電所を建設し、CO2を排出しない電力をベトナム国内に供給するもので、2012年までの京都議定書第一約束期間において、約22万トンのCO2削減を見込んでおり、今後、国連への登録に向けた手続き等を進めてまいります。

 なお、当社は、CO2排出クレジットの購入のみに止まらず、これまで培った技術を活かし、今後のプロジェクト推進をサポートすることとしています。

 当社は今後とも、国内での取組みに加え、CDMプロジェクト等を通じた地球規模での温室効果ガス削減に努めてまいります。

CDM(クリーン開発メカニズム:Clean Development Mechanism)
 1997年に採択された「京都議定書」で定められている温室効果ガスの排出削減目標を達成するための補足的な仕組み(京都メカニズム)の一つ。
  先進国と途上国が共同で排出削減事業を実施し、その削減分(CO2排出クレジット)を投資国(先進国)が自国の目標達成に利用できる制度。
以上

添付ファイル PDFファイル (参考1)ベトナム社会主義共和国 ラオカイ省 ムンフム水力発電プロジェクト概要 (408KB)
  PDFファイル (参考2)CDMプロジェクトの流れ (8KB)