特集:想いを届ける包み方
おしえてくれるのは
- 松瀬みほ子先生
-
福岡・山口の各所や専門学校で風呂敷や紙、布などを使った包み方を指導。日本風呂敷協会認定講師。
日本の伝統的な文化である風呂敷。包む、結ぶ、敷く、覆う、さまざまな使い方ができるので、1枚持っていると重宝します。
風呂敷を使ったほとんどの包み方に登場する基本の結び方。これがきれいにできると包み全体の仕上がりも美しくなります。
左右の布を、中身の輪郭に沿わせるように、中央に引き寄せる。
左を上にして、左右を交差させて1回結び、ななめに伸ばす。
右手で持った部分を左側に返し、ゆるまないように引き締める。
左手で持った部分を、真上に引き上げてから手前に下ろしてくる。
左右を交差させてくるりと1回転し、リボン型にキュッと結ぶ。
結び目がふんわりと丸みを帯びたリボン型になるように整える。
風呂敷の中央に包む物を置き、手前と奥をつまんで持ち上げる。
中身にフィットさせ、2本の長さをそろえながら1本にまとめる。
左サイドに残った布を後ろから時計回りに手前に持ってくる。
右サイドも同様に反時計回りに左から手前に持ってきて下ろす。
手前に下ろした2本を使って、「ま結び」をする(上記参照)。
好みのシュシュを添えれば、より華やかで洋風な雰囲気に。
風呂敷の中央に包みたい物をまとめて置く。
片側の2つの角を持ち、「ま結び」にする。
全体を180度回転させ、逆の2つの角も「ま結び」にする。
2つの結び目を持ち手にした、エコバッグが完成。
風呂敷をひし形に置き、中央より少し右下に包みたい物を置く。
手前の角を持ち、中身の下辺に沿わせるように折りたたむ。
左端の角をつまみ、中身の角に合わせて右側にかぶせる。
3で包んだ中身の角に合わせて奥に向かって一回、回転させる。
中身にフィットするまで右上の布を折り込み、リボンの土台を作る。
5のリボン部分で「ま結び」をし、結び目を整えて仕上げたら完成。
自宅にある文具や100円ショップで手に入るアイテムで簡単にできる包み方を紹介します。
中身が転がりそうなら、カップ型の容器に入れてもOK
用意する物
- 透明フィルム袋
- 両面テープ
- 穴空けパンチ
- ペーパークッション、リボン、マスキングテープなど
透明フィルム袋の横の折り目を天井に向け、三角形になるように折る。
ペーパークッションに中身をのせ、袋の端がずれないよう合わせる。
両面テープを袋の入り口に貼り、袋の端をくるくる巻いて封をする。
マスキングテープでデコレートし、頂点に穴を空け、リボンを通す。
中身を覆いたい時は、透明フィルムで上からカバーすればOK
用意する物
- バスケット
- ワックスペーパー、不織布、布など
大きめの正方形にカットした紙または布の中央にバスケットを置く。
包み紙の手前と奥をバスケットの内側に敷くように巻き込む。
包み紙のサイドをバスケットの持ち手に沿わせてリボンで留める。
造花や生花を集めたミニブーケなどをアクセントとして飾る。
空ける穴は1つでも2つでも。身近な素材を使って、自分好みに!
紙皿を裏返して2つ折りにし、マチにする部分も折り曲げておく。
横から物が滑り落ちないようサイドに三角の折り目をつけておく。
2で折り目をつけた端を内側に折り込み、バッグ型に整える。
パンチで穴を空け、リボンや麻ひもを通し、テープなどで彩る。
ギフト包装された物にさらに想いを込めるなら、トッピングのひと工夫をプラスして♪
- 1.カーリング用のリボンをまとめ1つに結ぶ。色やボリュームは好みで組み合わせて。
- 2.リボンをハサミと指で挟み、素早く滑らせ、カールさせる。
(注)カーリングリボンとは:ハサミの背などを当てて引っ張るとカールするリボン
- 1.カラーモールで輪っかを作り、左右の余り部分をひねってまとめる。
- 2.いくつか組み合わせて、花のような形にして、アクセントにする。
- 1.手書きのメッセージやシールを厚めの紙に貼り、タグを作る。
- 2.タグにパンチで穴を空け、リボンや麻ひもを通して巻きつける。
この情報は2019年 冬号掲載時点のものです
おしえてくれるのは
- 松瀬みほ子先生
-
福岡・山口の各所や専門学校で風呂敷や紙、布などを使った包み方を指導。日本風呂敷協会認定講師。
日本の伝統的な文化である風呂敷。
包む、結ぶ、敷く、覆う、さまざまな使い方ができるので、1枚持っていると重宝します。
風呂敷を使ったほとんどの包み方に登場する基本の結び方。
これがきれいにできると包み全体の仕上がりも美しくなります。
左右の布を、中身の輪郭に沿わせるように、中央に引き寄せる。
左を上にして、左右を交差させて1回結び、ななめに伸ばす。
右手で持った部分を左側に返し、ゆるまないように引き締める。
左手で持った部分を、真上に引き上げてから手前に下ろしてくる。
左右を交差させてくるりと1回転し、リボン型にキュッと結ぶ。
結び目がふんわりと丸みを帯びたリボン型になるように整える。
風呂敷の中央に包む物を置き、手前と奥をつまんで持ち上げる。
中身にフィットさせ、2本の長さをそろえながら1本にまとめる。
左サイドに残った布を後ろから時計回りに手前に持ってくる。
右サイドも同様に反時計回りに左から手前に持ってきて下ろす。
手前に下ろした2本を使って、「ま結び」をする(上記参照)。
好みのシュシュを添えれば、より華やかで洋風な雰囲気に。
風呂敷の中央に包みたい物をまとめて置く。
片側の2つの角を持ち、「ま結び」にする。
全体を180度回転させ、逆の2つの角も「ま結び」にする。
2つの結び目を持ち手にした、エコバッグが完成。
風呂敷をひし形に置き、中央より少し右下に包みたい物を置く。
手前の角を持ち、中身の下辺に沿わせるように折りたたむ。
左端の角をつまみ、中身の角に合わせて右側にかぶせる。
3で包んだ中身の角に合わせて奥に向かって一回、回転させる。
中身にフィットするまで右上の布を折り込み、リボンの土台を作る。
5のリボン部分で「ま結び」をし、結び目を整えて仕上げたら完成。
自宅にある文具や100円ショップで手に入るアイテムで
簡単にできる包み方を紹介します。
中身が転がりそうなら、カップ型の容器に入れてもOK
用意する物
- 透明フィルム袋
- 両面テープ
- 穴空けパンチ
- ペーパークッション、リボン、マスキングテープなど
透明フィルム袋の横の折り目を天井に向け、三角形になるように折る。
ペーパークッションに中身をのせ、袋の端がずれないよう合わせる。
両面テープを袋の入り口に貼り、袋の端をくるくる巻いて封をする。
マスキングテープでデコレートし、頂点に穴を空け、リボンを通す。
中身を覆いたい時は、透明フィルムで上からカバーすればOK
用意する物
- バスケット
- ワックスペーパー、不織布、布など
大きめの正方形にカットした紙または布の中央にバスケットを置く。
包み紙の手前と奥をバスケットの内側に敷くように巻き込む。
包み紙のサイドをバスケットの持ち手に沿わせてリボンで留める。
造花や生花を集めたミニブーケなどをアクセントとして飾る。
空ける穴は1つでも2つでも。身近な素材を使って、自分好みに!
紙皿を裏返して2つ折りにし、マチにする部分も折り曲げておく。
横から物が滑り落ちないようサイドに三角の折り目をつけておく。
2で折り目をつけた端を内側に折り込み、バッグ型に整える。
パンチで穴を空け、リボンや麻ひもを通し、テープなどで彩る。
ギフト包装された物にさらに想いを込めるなら、
トッピングのひと工夫をプラスして♪
- 1.カーリング用のリボンをまとめ1つに結ぶ。色やボリュームは好みで組み合わせて。
- 2.リボンをハサミと指で挟み、素早く滑らせ、カールさせる。
(注)カーリングリボンとは:ハサミの背などを当てて引っ張るとカールするリボン
- 1.カラーモールで輪っかを作り、左右の余り部分をひねってまとめる。
- 2.いくつか組み合わせて、花のような形にして、アクセントにする。
- 1.手書きのメッセージやシールを厚めの紙に貼り、タグを作る。
- 2.タグにパンチで穴を空け、リボンや麻ひもを通して巻きつける。
この情報は2019年 冬号掲載時点のものです