特集:ドライフラワーの楽しみ方
植物を長い期間楽しめるドライフラワー。飾った生花をドライにして
生活に取り入れ、環境にやさしい暮らしについて考えてみませんか。
教えてくれるのは
- moritaba 店主 丸山 美枝さん
-
インテリア関連の仕事を経て、小郡市にドライフラワー専門店&アトリエを開店。種類の豊富さやセンス溢れるアレンジが人気を集めています。
ドライフラワー基本の『き』
花や葉、茎、実など植物の水分を抜き、乾燥させたものをドライフラワーと呼びます。生花よりも植物を長く楽しむことができ、ナチュラルなインテリアの空間を華やかにするため、近年人気が高まっています。
出荷基準を満たしていなかったり、売れ残ったりしたことで廃棄される花を指します。それらをドライフラワーにして楽しむことが、ロスフラワーを減らす一つの方法として注目されています。
好きな花材、剪定ばさみ、束ねるゴム、吊るすためのS字の針金を準備。針金用のペンチもあると便利です。
完成形をイメージして花材をカット。枝の下に付いている葉など、不要な部分を取り除きます。
花材をゴムでしっかりと束ねます。乾燥しやすいように、2本程度までに抑えるのがポイントです。
直射日光が当たらない風通しのいい場所にS字の針金を使って吊るします。約1~2週間で完成。
3月8日はミモザの日。フワフワの黄色い花がとても人気です。満開前に乾かすのがおすすめ。
花びらが重なっているのでしっかりと乾燥させましょう。濃い色を選べば乾燥後も色がきれいに残ります。
生花からドライフラワーにする過程で色や形の変化が少なく、初心者にも扱いやすい花です。
花との相性がよく、時には主役にもなるグリーン。水分が抜けやすいのでドライにぴったり。
花器や空き瓶などに、ぽんと挿すだけで絵になります。一輪を挿すなら口の狭いものが最適。
初めて飾るなら花束がおすすめ。100円ショップなどのフックは吊るす時に便利です。
ボリュームのある花束は、かごなどに入れて置くだけで存在感抜群。
こぼれた花や葉を集め、お皿やトレイに入れて。空き箱などの活用にも。
シャーレや試験管など透明の容器に詰めれば、アート性の高いオブジェに。
マスキングテープを使って壁に貼るのも素敵。水分がしっかりと抜けたものを使いましょう。
生花
飾る場所
涼しく、直射日光やエアコンの直風が当たらない場所が適しています。
お手入れ方法
花器に挿す前に茎を少し切ると水揚げがよくなります。水は毎日替えると長持ちします。
ドライフラワー
飾る場所
色褪せを避けるため、日が当たらない場所へ。湿気が多い場所もNGです。
お手入れ方法
長く飾っているうちに付くほこりは、柔らかいブラシなどで払い落としましょう。
捨てる前にもうひとアイデアをプラスし、アップサイクルしてみませんか?
中が見えるオーガンジーの巾着袋などに2~3種の花を詰めて。
一輪の花やグリーンをラッピングに足せば特別感がアップ。
この情報は2022年 春号掲載時点のものです
植物を長い期間楽しめるドライフラワー。飾った生花をドライにして
生活に取り入れ、環境にやさしい暮らしについて考えてみませんか。
教えてくれるのは
- moritaba 店主 丸山 美枝さん
-
インテリア関連の仕事を経て、小郡市にドライフラワー専門店&アトリエを開店。種類の豊富さやセンス溢れるアレンジが人気を集めています。
ドライフラワー基本の『き』
花や葉、茎、実など植物の水分を抜き、乾燥させたものをドライフラワーと呼びます。生花よりも植物を長く楽しむことができ、ナチュラルなインテリアの空間を華やかにするため、近年人気が高まっています。
出荷基準を満たしていなかったり、売れ残ったりしたことで廃棄される花を指します。それらをドライフラワーにして楽しむことが、ロスフラワーを減らす一つの方法として注目されています。
好きな花材、剪定ばさみ、束ねるゴム、吊るすためのS字の針金を準備。針金用のペンチもあると便利です。
完成形をイメージして花材をカット。枝の下に付いている葉など、不要な部分を取り除きます。
花材をゴムでしっかりと束ねます。乾燥しやすいように、2本程度までに抑えるのがポイントです。
直射日光が当たらない風通しのいい場所にS字の針金を使って吊るします。約1~2週間で完成。
3月8日はミモザの日。フワフワの黄色い花がとても人気です。満開前に乾かすのがおすすめ。
花びらが重なっているのでしっかりと乾燥させましょう。濃い色を選べば乾燥後も色がきれいに残ります。
生花からドライフラワーにする過程で色や形の変化が少なく、初心者にも扱いやすい花です。
花との相性がよく、時には主役にもなるグリーン。水分が抜けやすいのでドライにぴったり。
花器や空き瓶などに、ぽんと挿すだけで絵になります。一輪を挿すなら口の狭いものが最適。
初めて飾るなら花束がおすすめ。100円ショップなどのフックは吊るす時に便利です。
ボリュームのある花束は、かごなどに入れて置くだけで存在感抜群。
こぼれた花や葉を集め、お皿やトレイに入れて。空き箱などの活用にも。
シャーレや試験管など透明の容器に詰めれば、アート性の高いオブジェに。
マスキングテープを使って壁に貼るのも素敵。水分がしっかりと抜けたものを使いましょう。
生花
飾る場所
涼しく、直射日光やエアコンの直風が当たらない場所が適しています。
お手入れ方法
花器に挿す前に茎を少し切ると水揚げがよくなります。水は毎日替えると長持ちします。
ドライフラワー
飾る場所
色褪せを避けるため、日が当たらない場所へ。湿気が多い場所もNGです。
お手入れ方法
長く飾っているうちに付くほこりは、柔らかいブラシなどで払い落としましょう。
捨てる前にもうひとアイデアをプラスし、アップサイクルしてみませんか?
一輪の花やグリーンをラッピングに足せば特別感がアップ。
中が見えるオーガンジーの巾着袋などに2~3種の花を詰めて。
この情報は2022年 春号掲載時点のものです