地層処分に関するシンポジウムの開催について
九州電力株式会社
原子力発電の運転に伴い発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分については、全国の皆さまに関心や理解を深めていただけるよう、国が全国の地下環境等の科学的特性を全国地図の形で客観的に示す方針としており、この度、その「科学的特性マップ」の作成に必要な要件・基準が総合資源エネルギー調査会で取りまとめられました。
この「科学的特性マップ」の位置付けや提示後の活動の進め方等を全国の皆さまにお伝えし、ご意見を伺うため、資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)は、全国9都市でシンポジウムを開催します。
福岡においては、下記のとおり開催されますので、お知らせいたします。
記
【全国シンポジウム いま改めて考えよう地層処分 in福岡】
‐科学的特性マップの提示に向けて‐
1 開催日時 | 平成29年5月21日(日曜日)13時30分~16時00分 |
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2 開催場所 |
アクロス福岡 4階 国際会議場 (福岡市中央区天神1-1-1) |
3 定員 | 200名(先着) |
4 主催 | 経済産業省・資源エネルギー庁、原子力発電環境整備機構(NUMO) |
5 後援 | 日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国商工会連合会、日本原子力学会、日本原子力研究開発機構、電気事業連合会、九州電力 ほか |
6 主な内容 |
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7 参加申込 |
以上
〈参考〉「高レベル放射性廃棄物」と「地層処分」
- 原子力発電の運転に伴い、放射能濃度の高い使用済燃料が発生します。
わが国では、この使用済燃料を再処理し、燃料として再利用できるウランやプルトニウムを回収します。それでも残る廃液を熔けたガラスと混ぜ合わせて固め(高レベル放射性廃棄物)、人の生活環境から遠く離れた、地下深くの安定した地層の中に埋設する(地層処分)こととしています。